日本唯一の砕氷艦「しらせ」に12歳の巨大船大好き博士ちゃんが潜入。南極観測船ならではの特殊すぎるお風呂事情に迫った。
10月14日(土)、テレビ朝日にて『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 巨大船博士ちゃん非公開エリア潜入スペシャル』が放送。巨大船大好き博士ちゃんの中村一朗太くんが「砕氷艦しらせに乗って船の中を片っ端から見て回りたい」という夢を番組で叶えた。
「しらせ」は全長約138メートルの巨大砕氷艦。約16,000キロ離れた南極へ約2か月かけて航海し、氷に行く手を阻まれる場合はラミング航行(自重で砕氷しながら前進)、南極到着後は1ヶ月ほど物資の運搬で活躍。その後、また2ヶ月かけ日本に帰国する。
食堂、ゴミ処理場を見学した後、一朗太くんは齋藤艦長の案内で隊員の居住区エリアへ。ランドリーエリアには洗濯機がずらりと並び、一朗太くんは「ビッグコインランドリー!」と驚いた。約180人分の衣服を洗濯するため、洗濯機は艦内に28台あるそう。
齋藤艦長は「お風呂もここだけではないよ」と浴室を案内。一朗太くんは「海水風呂だ!」と興奮した。
浴室には真水・海水の2つの蛇口が存在。一朗太くんは「自衛隊のお風呂は海水を使う」「真水を節約するため」と理由を言い当てた。
航海中のお風呂は海水を沸かしたお湯を使用。海上では真水が大変貴重で、トイレの排水も海水を利用しているという。かつての南極観測船「宗谷」の時代は南極の氷を艦内に運び、氷を沸かして風呂のお湯にしていたことも。
博士ちゃんはその後も「しらせは憧れ。最高!」と大興奮で艦内を見学。観測隊員が寝泊まりする部屋を見ると、「図鑑で見たのと一緒だ!」と目を輝かせた。ここで一朗太くんは隊員たちの意外な娯楽を知ることに。過酷な任務に5か月間も当たる隊員たちの癒やしとは?