アニメ「葬送のフリーレン」亡きヒンメルが銅像を残した理由がエモい…「世界一やさしいイケメン」と視聴者感激

　10月20日より、アニメ「葬送のフリーレン」最新話が順次放送中。ヒンメル（CV：岡本信彦）が、未来のフリーレン（CV：種崎敦美）のために銅像を残していると話し、「マジカッコいいな」「凄く他人思いだよね」と反響を呼んでいる。

　アニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の同名漫画（原作：山田鐘人氏／作画：アベツカサ氏）が原作。漫画は「第25回手塚治虫文化賞」の新生賞や「マンガ大賞2021」の大賞を受賞して話題を呼んだ。物語は、千年以上生きているエルフの魔法使い・フリーレンが主人公。かつて勇者たちと魔王を倒した彼女が、時を経て仲間との別れを経験し、“人を知るため”の旅に出るところから話が展開していく。

　前回は、竜に怯えていたシュタルク（CV：小林千晃）が、村を守る覚悟を決めた。フリーレンが魔法を放つまでのおとりを引き受けると、竜とたった1人で戦った。するとシュタルクは、本人も気づかない間に竜を倒していた。

　じつは竜を倒せるほどの力を持っていたシュタルクに、「シュタルクつよ！」「ほぼ一撃かよ」と驚く視聴者が続出。迫力満点な戦闘シーンも「すごい滑らかな動き！」「アクションシーンすげぇ」「地上波で良いんすかこの作画」と絶賛されていた。

　最新話となる「おとぎ話のようなもの」では、フリーレンが昔、勇者・ヒンメルたちと守った町を訪れた。するとフリーレンは過去を回想。今は亡きヒンメルに、なぜよく自分の銅像を作っているのか尋ねたことを思い出した。ヒンメルは、「君が、未来で一人ぼっちにならないようにするためかな」と返答。「おとぎ話じゃない。僕たちは、確かに実在したんだ」と話していた。

　時間が現在に戻り、町ではヒンメルたちをたたえる解放祭がおこなわれていた。祭りでは、ヒンメルたちの銅像に花が飾られていた。フリーレンはその光景を見て、「これ、100年後も続いているかな？」と尋ねていた。

　ネット上では「ヒンメルマジカッコいいな」「ちゃんとフリーレンを考えての行動なのね」「こんな未来のことまで気遣ってたなんて」「ヒンメルすごくエモい台詞を言った」「凄く他人思いだよね」「世界一やさしいイケメン」と称賛が相次いだ。

■おとぎ話のようなもの
【あらすじ】
フリーレンたちは解放祭と呼ばれるお祭り前日の街にやってくる。そこはかつてフリーレンやヒンメルたちが魔族から守った町だった。町に建てられた自分たちの銅像を見るフリーレンはあることを思い出す―。
その後に訪れたグラナト伯爵が治める街で、フリーレンは突然ある人物に杖を構える―！

※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
（C）山田鐘人・アベツカサ／小学館／「葬送のフリーレン」製作委員会

【動画】ヒンメルが銅像を残す「一番の理由」（7分48秒ごろ〜）

【動画】『葬送のフリーレン』放送回一覧

アニメ『葬送のフリーレン』声優一覧

アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧（動画リンクつき）

話数	サブタイトル（タップで動画へ）	見どころ
1	冒険の終わり	フリーレンの涙
2	別に魔法じゃなくたって…	約束の花
3	人を殺す魔法	スカート捲ったクソガキ
4	魂の眠る地	かけがえのない「たった10年」
5	死者の幻影	「撃て」
6	村の英雄	ド迫力のシュタルクvs竜！
7	おとぎ話のようなもの	ヒンメルが銅像を残す理由
8	葬送のフリーレン	「葬送のフリーレン」の由来
9	断頭台のアウラ	「ヒンメルはもういないじゃない」
10	強い魔法使い	「自害しろ」のリップシンク
11	北側諸国の冬	漫画作者描き下ろしの女神
12	本物の勇者	シュタルクの兄との思い出
13	同族嫌悪	魅惑（？）の投げキッス
14	若者の特権	むねキュン過ぎる指輪渡し
15	厄介事の匂い	長尺で描かれたダンス
16	長寿友達	最愛の人を喪った長寿種
17	じゃあ元気で	「もう付き合っちゃえよ!!!」
18	一級魔法使い選抜試験	空が半分しか見えない大きさ
19	入念な計画	奇襲を完璧に防ぐフェルン
20	必要な殺し	必要なおんぶ
21	魔法の世界	「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」
22	次からは敵同士	めんどさ全開なフェルン
23	迷宮攻略	また箱から尻出してる
24	完璧な複製体	やきもちフェルンのハグ
25	致命的な隙	モジモジフリーレン
26	魔法の高み	金のミミックからも尻出し
27	人間の時代	少年ヒンメルの出会い
28	また会ったときに恥ずかしいからね	孫弟子と同じ嫌顔