JR東海が、新幹線の喫煙ルームを来春から廃止し車内を全面禁煙にすると発表。愛煙家・嫌煙家双方から様々な声があがっている。
JR東海によると、2024年春から一部の車両に設置されている「喫煙スペース」を国内すべての新幹線から撤去、新幹線を完全禁煙にするという。撤去後のスペースには非常用の飲料水を配備する予定だ。
この肩身が狭い状況に対し、愛煙家たちは「新幹線2時間とか止まらないじゃないですか。吸えないとストレス溜まってやばいんじゃないですかね」「(喫煙者を)どんどん悪者扱いしてくわけだよね」と嘆き節。さらに「兵庫県姫路市から東京まで3時間かけて仕事で来たんですけども、2回活用させていただきました。これを機に禁煙頑張ってみます」と禁煙宣言する人の姿も見られた。
非喫煙者からも「ちょっとかわいそうだよね。吸ってる自由もあるだろうからね」と喫煙者に同情する声もあがった。
愛煙家のオジンオズボーン篠宮は「これはまじで勘弁してほしいです」と切実だ。「ニコチン入れたいとかじゃないんですよ。大阪のお仕事でウケた時に帰りにここで吸うタバコが美味いんです。あと逆もあるんです。大阪ですべった時に、歩かれないくらい、なんとかここに辿り着いて吸うタバコもなんか美味い。これ無くなるのは厳しい」と新幹線での一服がもたらす充足感を口にし、その重要性を訴えた。
しかし、政治ジャーナリストの青山和弘氏は「飛行機はとっくに禁煙ですよね」と反論。「飛行機のほうが海外なんか行けば時間も長いから、時代の流れとしては当然という気もしますけどね」と喫煙ルーム廃止に賛成の立場をとった。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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