アニメ「葬送のフリーレン」、神演出なタイトル回収が「うわぁ、ゾクッとした」「深いな！」と話題に

　10月27日より、アニメ「葬送のフリーレン」最新話が順次放送中。“葬送のフリーレン”の意外な意味が明かされ、「タイトル考えられてるなー」「ゾクッとした」とネット上で盛りあがっている。

　アニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の同名漫画（原作：山田鐘人氏／作画：アベツカサ氏）が原作。漫画は「第25回手塚治虫文化賞」の新生賞や「マンガ大賞2021」の大賞を受賞して話題を呼んだ。物語は、千年以上生きているエルフの魔法使い・フリーレン（CV：種崎敦美）が主人公。かつて勇者たちと魔王を倒した彼女が、時を経て仲間との別れを経験し、“人を知るため”の旅に出るところから話が展開していく。

　前回は、フリーレンが過去を回想。今は亡き勇者・ヒンメル（CV：岡本信彦）に、なぜよく自分の銅像を作っているのか尋ねたことを思い出した。ヒンメルは、「君が、未来で一人ぼっちにならないようにするためかな」と返答。「おとぎ話じゃない。僕たちは、確かに実在したんだ」と話していた。

　ヒンメルが銅像を作る理由に、ネット上では「ちゃんとフリーレンを考えての行動なのね」「未来のことまで気遣ってたなんて」「ヒンメルすごくエモい台詞を言った」「凄く他人思いだよね」「世界一やさしいイケメン」と称賛が相次いだ。

　最新話となる「葬送のフリーレン」では、フェルン（CV：市ノ瀬加那）＆シュタルク（CV：小林千晃）が、魔族たちと対峙。フェルンの攻撃を見た魔族のリュグナー（CV：諏訪部順一）は、以前フリーレンから同じ魔法を受けたことを思い出した。そして「歴史上で、最も多くの魔族を葬り去った魔法使い。葬送のフリーレン。私の嫌いな天才だ」と話した。リュグナーのセリフとともに映像は黒い画面に変わり、“葬送のフリーレン”と各話タイトルが表示された。

　タイトルにもなっている“葬送のフリーレン”という言葉が意外な形で使われ、「うわぁ、ゾクッとした」「そういう意味だったのか！」「深いな！」「魔族側からの二つ名なのね」「タイトル考えられてるなー」と驚く視聴者が続出。各話タイトルのテロップ表示時の演出も「鳥肌立ったー！」「演出マジで良かった」と絶賛されていた。

■葬送のフリーレン
【あらすじ】
グラナト伯爵に和睦を申し入れてきた魔族アウラに仕えるリュグナーたちに魔法を放とうとしたことで、フリーレンは捕らえられ牢に入れられる。そんなフリーレンをリュグナーは危険視し、同じくアウラ配下のドラートがフリーレンの命を狙う。そしてフェルンとシュタルクもフリーレンを救うため行動を起こす。

※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
（C）山田鐘人・アベツカサ／小学館／「葬送のフリーレン」製作委員会

【動画】「葬送のフリーレン」の意味が明らかになる瞬間（22分15秒ごろ〜）

【動画】『葬送のフリーレン』放送回一覧

アニメ『葬送のフリーレン』声優一覧

アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧（動画リンクつき）

話数	サブタイトル（タップで動画へ）	見どころ
1	冒険の終わり	フリーレンの涙
2	別に魔法じゃなくたって…	約束の花
3	人を殺す魔法	スカート捲ったクソガキ
4	魂の眠る地	かけがえのない「たった10年」
5	死者の幻影	「撃て」
6	村の英雄	ド迫力のシュタルクvs竜！
7	おとぎ話のようなもの	ヒンメルが銅像を残す理由
8	葬送のフリーレン	「葬送のフリーレン」の由来
9	断頭台のアウラ	「ヒンメルはもういないじゃない」
10	強い魔法使い	「自害しろ」のリップシンク
11	北側諸国の冬	漫画作者描き下ろしの女神
12	本物の勇者	シュタルクの兄との思い出
13	同族嫌悪	魅惑（？）の投げキッス
14	若者の特権	むねキュン過ぎる指輪渡し
15	厄介事の匂い	長尺で描かれたダンス
16	長寿友達	最愛の人を喪った長寿種
17	じゃあ元気で	「もう付き合っちゃえよ!!!」
18	一級魔法使い選抜試験	空が半分しか見えない大きさ
19	入念な計画	奇襲を完璧に防ぐフェルン
20	必要な殺し	必要なおんぶ
21	魔法の世界	「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」
22	次からは敵同士	めんどさ全開なフェルン
23	迷宮攻略	また箱から尻出してる
24	完璧な複製体	やきもちフェルンのハグ
25	致命的な隙	モジモジフリーレン
26	魔法の高み	金のミミックからも尻出し
27	人間の時代	少年ヒンメルの出会い
28	また会ったときに恥ずかしいからね	孫弟子と同じ嫌顔