亡くなる直前までファンのためにステージに立っていた、BUCK-TICK・ボーカルの櫻井敦司さん。突然の訃報に驚きと戸惑い、悲しみの声があがったが、もし病気や事故で家族が、もしくは自分が亡くなってしまったら?と考えた人もいるのではないか。『ABEMA Prime』ではデジタル遺品と呼ばれる死後のネットサービスの手続きを議論する中で、お笑いタレントの山田邦子が母親の葬儀や自身の準備について語った。
山田はブログで、89歳の母が10月18日に老衰で死去したことを報告している。「26日が葬儀だった。老衰だったが、それでも慌てた。おかげさまで無事に終わったが、わからないことだらけ。父が亡くなった時も母が仕切っていたから、母が逝ってしまったら何も分からなかった」と説明。一方で、「メモ帳に鉛筆で全部書いてあった。それが出てきてからは、誰に連絡をするとかは早かった」と明かす。
葬儀の費用について、「すごくお金がかかる。『ご臨終です』と言われて泣いている間に、『こちらがAのパターン。祭壇はこういう値段で、A、B、C…』『棺桶は白い布になるとちょっと高くなる』と、悲しい中でどんどん決めなくてはいけない」と述べた。
さらに、死後の手続きをする中で、「通帳がゼロ円になっているのに、子どもが相続しなくてはいけないのが面倒くさい。得体の知れないハンコとか、鍵とか、これは何?というものがいっぱい出てくる。謎が深まった」という。
自身については、すでに公正証書で遺言を残しているといい、「”準備は40歳ぐらいから”とかいうけど、“これは弟にあげてくれ”とか、“これはこうしてくれ”というのを私も書いている。それで時々、“やっぱりこれはあげすぎだ”と書き換えている」と語った。(『ABEMA Prime』より)
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