HYBEと「Geffen Records Global Audition」によるグローバルオーディション番組『The Debut: Dream Academy』がMISSION3に突入し、あまりの激しさにケガ人が続出した。
『The Debut: Dream Academy』は、HYBEと「Geffen Records Global Audition」による、アメリカを拠点とするグローバルポップガールズグループのメンバーを誕生させる番組。世界中から集まった20人の出場者が参加している。
難易度の高さに息切れ、足首にヒビ…
MISSION3でフォーカスするのは芸術性。出場者たちは曲の本質を理解したうえで、独自のコンセプトとオリジナルの振付を披露する。デミ・ロヴァート『CONFIDENT』を披露するのはララ、メーガン、マーキー、ユンチェ。楽曲のテーマは「強い女性」「闘争心」だ。2015年にリリースされた楽曲で、力強いビートに乗せて自信たっぷりに歩んでいく姿勢が歌われている。ジャケットを体に絡めた難易度の高い振付をこなすため、メンバーは長時間にわたり練習を続けていく。
踊るだけでも大変な激しい振付にさらにボーカルも加わり、メンバー全員が一度は怪我をしてしまったという。腰にかなり負担がかかる動きがあるためマーキーは腰を痛めるも、「ステージ衣装を着て、撮影スタジオでみんなに会えていい気分です」と気丈に微笑んだ。ユンチェは本番で履いた靴のヒールの高さに苦戦。無事に撮影を終え、4人は感無量の表情を浮かべていた。
プッシーキャット・ドールズ『Buttons』のメンバーはセレステ、ダニエラ、マノン、ナヨン、ソフィア。妖しげなサウンドにセクシーなムードが満ちた楽曲で、感情的な表現が重要になる。ダニエラは前に出て動作を大きくするダンスブレイクのタイミングで怪我をしてしまった。「本当に大変です」と、息切れしながら話す彼女。
その後も怪我をするメンバーが相次ぎ、さらにソフィアがコロナウイルスに罹患して療養するなど、全員が揃って練習できない時間が続く。また椅子を小道具として使った振付はチームワークが重要とされ、5人は入念に練習を重ねていった。本番では多数の車に囲まれたシチュエーションで5人が妖艶に踊り、ソフィアは「私たちが感じたことのすべてを、画面を通して披露できる時間でした」と感慨深げに語った。
スパイス・ガールズの名曲『Wannabe』チームに所属しているのは日本人のウア、エミリー、エズレラ、サマラ。楽曲にぴったりなはつらつとした雰囲気が漂う4人で、それぞれに「私たちの性格をよく表している曲。4人で一緒にいると本当に楽しいです」と微笑む。ウアは日本語を操れるエズレラの存在に助けられたといい、彼女について「コミュニケーションの手助けになってくれました。一緒にいてとても安心できるし、とても優しくて大好きです」と話すと、エズレラも「私もとても大好き！」と笑顔を向けた。
韓国からアメリカに戻ってきてすぐに突入したMISSION3の練習。時差ボケ、そしてMISSION2で脱落者が生まれたことによりメンバーのメンタルも不調となってしまっていた。不安感が大きい中でも、ガールズパワーを発揮する活発なエネルギーを満ちたこの曲を表現できるよう、ポジティブに切り替えるよう努力してきた4人。不調により全員が揃わない練習も多かったが、エミリーは、エズレラと2人だけになってしまった練習の日に「周りを見渡して、なんとかなると思いました」と、気持ちを切り替えたことを明かした。
撮影前日に足を怪我し、少しヒビが入ってしまっているというエミリー。しかし冷やしてなんとか乗り切り、無事に撮影を終える。エミリーは「私たちは友情と愛、そしてスパイス・ガールズで1つになりました」と充実感たっぷりに語っていた。
