HYBEと「Geffen Records Global Audition」によるグローバルオーディション番組『The Debut: Dream Academy』にて、ファイナルステージを目前に日本人出場者に厳しい評価が突きつけられた。
『The Debut: Dream Academy』は、HYBEと「Geffen Records Global Audition」による、アメリカを拠点とするグローバルポップガールズグループのメンバーを誕生させる番組。世界中から集まった20人の出場者が参加している。
「本当に才能のある子なので、胸が痛い」
MISSION3のパフォーマンス収録が終わり、エグゼクティブクリエイターのソンドゥク、A&Rそしてマーケティング担当のチャーリー・クリスティー、シニアT&Dプログラムマネージャーのミッシーが評価のため顔をそろえた。ミッシーは教育訓練チームとして、これまでの2年間、出場者を近くで見守ってきた存在だ。
韓国人出場者のナヨンについて話しあう3人。ナヨンはソロアーティストを志望する思いを抱いているといい、ミッシーに相談したという。ナヨンと先日行った個人面談を振り返り、ミッシーは「ナヨンは他にデビューを切望するメンバーの椅子を奪うことになってしまうかもしれないと心配していました。数年以内にグループ活動を辞め、ソロ活動を始めることになるかもと」と2人に報告する。
ミッシーは「本当に才能のある子なので、胸の痛い出来事です」と語りつつも、「ナヨンが望んでいることが彼女にとってのベストだと思います」と話し、チャーリーも「そのような事情であれば、グループに参加するのは難しいと思います。2年間休まず走ってきた他のメンバーの機会を奪うことになる」とシビアな考えを明かした。
また2歳からダンスをはじめ、その圧倒的なダンススキルが前回も好評だった15歳の日本人・ウアは、MISSION3でスパイス・ガールズ『Wannabe』のパフォーマンスを披露。はつらつとしたパフォーマンスで魅了し、ソンドゥクは「かわいくて年齢に合った若々しい魅力を見ることができた」と讃える。しかし彼女のウィークポイントとして、ボーカルに注目。「ウアが進むべき道とはかけ離れている。冷静に言うと、ボーカルの練習がもっと必要です。最初にDream Academyに来た時よりさらに成長していますが、ウアはこれからもっと努力しなければならないと思います」と厳しく指摘した。
ファイナルステージには13人中10人が進出し、その後デビューメンバーが決定する。『The Debut: Dream Academy』は、ABEMAにて国内字幕付き独占無料配信中。