稲垣吾郎が年齢差1歳の漫画「【推しの子】」の原作者&作画家の関係性に共感。自身と草なぎ剛の姿を重ねる場面があった。
ABEMAでは、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による新番組がついに11月からスタート。「7.2 新しい別の窓」リニューアル後の番組名は「ななにー 地下ABEMA」に決定した。初回は顔出しNGゲストが出演する「激レア!地下ラジオ」と題した企画が行われ、累計発行部数1400万部を突破した大ヒット漫画「【推しの子】」の作者である赤坂アカ先生・横槍メンゴ先生がゲストとして登場した。
そんな2人とまずトークを行ったのは稲垣とEXITりんたろー。だ。稲垣が「そもそも『【推しの子】』はどういう経緯で生まれたんですか?」と質問すると、赤坂先生は「うちのアシスタントの子が『アイドルに転生したい』『アイドルの子供に生まれ変わりたい』って言ったんですよ」と明かす。その一言がきっかけとなり、着想が生まれたそうだ。
さらに、「(その頃から)僕が芸能の人と仕事する機会が増えてきたんですけど、タレントの人って傷つかない生き物だと思っていたんです。でもやっぱり人間で、そこには傷ついたりするドラマがある。それを、“描きたい”と思った」と明かす赤坂先生。しかし「自分の絵じゃない」と思って、元々、友人関係だった横槍先生に「千年に一度のアイドルを描ける?」とオファーしたそうだ。
以降、原作は赤坂先生、作画は横槍先生という分業制を敷いているそうだ。りんたろー。が「『北斗の拳』スタイル(原作は武論尊先生、作画は原哲夫先生)」と反応すると、稲垣は「効率は良さそうだよね。絵に集中できるし」と考えを示す。これを受け、横槍先生は「そうそう。ネームで悩んで、スケジュールが押すことがない」と明かしていた。
一方で横槍先生は「アカピー(赤坂先生の呼称)のネームと、私の作画が合うかはやってみるまではわからなかった」と明かす。しかし赤坂先生は「僕はイメージができてた」と話した。
それから横槍先生は「原作ありきで作画しなきゃいけないので、結構ギリギリまで来ない」と仕事のスケジュールに対する不満を吐露。生みの苦しみを味わっている赤坂先生だが「すみません!ネーム早く上げます!」と今後改善していくことを宣言した。
このやり取りを見て、りんたろー。は「芸人と重なる部分がある。ネタ上げてくれないと、ネタ合わせできないだろっていう」と共感。赤坂先生より横槍先生が、学年が1つ上で、実際、横槍先生は姉御肌な性格だそうだ。稲垣は「伝わる! 姉さん(感が)伝わる! それが良いんだと思う」と反応し、「僕と草なぎくんもそう!」と自身と草なぎの関係性を重ねていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)