80年代に活躍したパフォーマンス集団・一世風靡セピアのリーダーを務めていた小木茂光が、同グループ発祥の地でもある「ホコ天」を本籍地にしているなど、思い入れの強さが伝わるエピソードを披露した。
11月4日(土)放送の『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系、毎週土曜よる6時56分〜)では「2人の昭和大好き博士ちゃんSP」と題した企画を展開。“航空写真博士ちゃん”こと鈴木陽心くん(18)が「昭和の名ビル」、“バブル博士ちゃん”こと中澤大輔(14)くんがバブル時代の「やりすぎブーム」をそれぞれ解説した。
かつて日本全国に存在した、歩行者天国。1986年から1991年のおよそ5年間、日本社会が好景気に沸いたバブル期に若者であふれたのが、代々木公園や表参道周辺の歩行者天国、通称「ホコ天」だった。最盛期には2000人近くの若者が路上で踊り、さまざまなパフォーマンス集団が誕生。リーダーの小木をはじめ、哀川翔、柳葉敏郎ら7人のメンバーで結成された一世風靡セピアも「ホコ天」出身のグループだ。今回、番組でバブル時代のさまざまなブームを紹介した中澤くんは、一世風靡セピアのファンで、メンバーのなかでも小木が大好き。番組後半では、そんな中澤くんが代々木公園を訪れ、小木とサプライズ対面する企画が展開された。
憧れの人を目の前にした中澤くんは、感激しきり。緊張しながらも、小木のパフォーマンスに勇気づけられたことなど、熱い想いを伝えた。小木も「すごく感動です」などと喜びを語り、中澤くんとの温かい交流を楽しんだ。そんななか、代々木公園の入り口を中澤くんと並んで歩きながら、小木が「ここ、自分の本籍にしているの」と口にした。婚姻届の提出に伴い、新しく本籍地を決めることになった際、小木はかつて一世風靡セピアが踊っていた場所であり、デビュー曲「前略、道の上より」でもお馴染みの公園入り口の住所・渋谷区神南に本籍を置くことを選んだのだという。
この話を聞いた中澤くんは「それぐらい思い入れのある場所なんですね」としみじみ。すると小木は「僕らの発祥の地みたいなところだから」と話しつつ、「だから柳葉とかみんな、正月になるとここに御神酒を撒きに来る。毎年やってる」と正月の恒例行事を明かしていた。
なお番組では、ゲレンデ美人ブームや新幹線通勤ブームなど、バブルだったからこそ生まれた当時の流行を、中澤くんが紹介するコーナーも。飛行機の機内で板前が寿司を握って提供していたなど、驚きのエピソードも次々に登場!
『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』はABEMAで見逃し配信中。