「じゃこ天は貧乏くさい」発言で炎上・謝罪の佐竹知事は「憎めない失言キャラ」? 秋田県民は呆れながらもどこか慣れた様子でフォロー
【映像】失言騒動で大売れした「じゃこ天」

 「貧乏くさい」発言で炎上の秋田県知事の性格について、国際政治学者の舛添要一氏が語った。
 
【映像】失言騒動で大売れした「じゃこ天」
 
 佐竹敬久秋田県知事が、秋田市内でおこなわれた講演会で愛媛県の名物・じゃこ天について「メインディッシュがいいステーキだと思って開けたらじゃこ天です。貧乏くさい。四国なんか大変ですよ。酒もうまくない」と発言し炎上騒ぎとなった。
     
 発言の2日後に佐竹知事は緊急会見を開き「心からお詫びを申し上げたい」と謝罪している。
     
 秋田県民は「キャラと言われたらダメだが、ああいうキャラになってしまって、今は叩かれっぱなし。だけど『あの人はあの人』みたいなのがどこかあるかもしれない。だけど今回は『いい加減にしてよ』とみんな言っている」と語った。
     
 舛添氏は年に1回全国の知事が集まる知事会は、持ち回りで実施されて各都道府県の名物や地酒などが必ず出てくると説明した。
     
 佐竹知事については「昔からの友人だがああいうキャラ」と話し、性格について言及すると「秋田というのは日本酒のおいしいのがいっぱいあるものだから。それから見ると愛媛のブランドというのは比べると少ない。だから『酒だっていいのないじゃないか』と、言いたいことを言ってしまった」と発言の意図を推察。
     
 「作られた方が言っていたように、じゃこ天は食べるとおいしいが、色が茶色で見た目が華やかな感じじゃないから地味。だから地味なのを貧乏くさいと言ってしまった。完全な失言だと思う」と語った。
     
 文筆家で評論家の古谷経衡は「佐竹知事って本当に選挙に強くて実は人気がある。佐竹知事はもともと秋田藩の佐竹氏の系譜だから『お殿様』とか呼ばれている」と説明。
     
 「でも佐竹氏は、もともとは常陸の国の戦国大名だから茨城なんです。実はいろいろなところに移動している。だから愛媛と秋田が繋がりがあるというのも、歴史の皮肉だと思った。面白い話」と続けた。
     
(『ABEMA的ニュースショー』より)

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