日向坂46の齊藤京子が、不貞の進化系「パラサイト不倫」に身を投じる、テレビ朝日系連続ドラマ『泥濘の食卓』。深愛(齊藤)が不倫相手の家族もろとも泥濘に引きずり込むパラサイト不倫の行方もさることながら、“恋愛モンスター”こと女子高生のちふゆ(原菜乃華)の暴走からも目が離せない。毛髪入りバレンタインチョコに続き、第4話ではちふゆのデスノート的存在が明らかになる。
【映像】「島村→ブスすぎ、中村→ニキビやばい」辛辣すぎるスペック分析ノート
ドラマの原作は、2016年に『悪い夢だといいのにな』で第75回ちばてつや賞大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子による同名コミック。「パラサイト不倫」といういまだかつてないジャンルを誕生させた衝撃作だ。アルバイト先のスーパーの店長と不倫している深愛が、店長家族の中に入り込み、妻や息子の心にパラサイト。店長一家を泥濘へと引きずり込んでいく。
那須川店長(吉沢悠)の一人息子・ハルキ(桜井海音)に対して常軌を逸した愛情を抱く、幼馴染のちふゆ。高校ではハルキを独占するために「ハルキが自分をレイプしようとした」という嘘を広め、ハルキを孤立させる。しかしそんな策略もむなしく、ちふゆはハルキから「好きな人がいる」と宣告されてしまう。
自室の机の向かい、鬼の形相で必死に何かをノートに書きこんでいるちふゆ。そこには「(1組)さとうちゃん→たかしのこと好き。島村→ブスすぎ。中村→ニキビやばい。あやこ→デブ」という辛辣な文字が並んでいる。
ちふゆはクラスメートの女子たちのスペックを上げ連ね、恋のライバルを炙り出そうとしているのだ。その脳裏にはハルキの「好きな人がいる」という言葉がリフレインする。嫉妬の炎を再燃させるちふゆは「誰なんだよお、そのクソ女っ!」と暴言を吐き捨てながら、ちふゆ版デスノートにペンを走らせてクラスメート女子の分析を続けるのだった。
次週第5話の予告編では、深愛VSちふゆの直接対決が仄めかされる。ハルキの父・那須川店長が不倫していることを嗅ぎつけたちふゆは、ハルキと深愛が2人で会っているところを「なに2人で喋ってるんだよお~!」とパワフルに襲撃。そしてダイナミックに階段を転げ落ちていく。先の読めない彼女の未来にも注目してほしい。