坂本冬美が『徹子の部屋』に出演し、昨年は母、今年は最愛の弟を55歳で亡くしたばかりと告白。自分の影響で桑田佳祐ファンになった弟の願い通り、弟の葬儀では桑田の歌声を流したと涙ながらに語った。
11月14日(火)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。歌手・坂本冬美が出演した。坂本は昨年6月に母、今年は55歳の弟を相次いで亡くしている。弟は生前、娘たちに「自分のことを知っている人全員に知らせてくれ。新聞にもデカデカと載せて派手に送ってくれ」と言い残しており、坂本は芸能界の知り合いにも声をかけ、桑田佳祐らから花を贈られたという。
坂本は「私は学生の頃から桑田佳祐さんのサザンオールスターズのファン。私は知らなかったのですが、私が聴いているから弟も聴いていたみたい。4年前、桑田さんに曲を書いてもらったら初めて弟から電話がありました。『すごいな、あの桑田さんに曲を書いてもらったなんてすごいな』って大興奮でした」と弟との思い出を振り返った。
弟の娘たちの希望で、最期のお別れでは桑田が歌う『いとしのエリー』『Oh!クラウディア』などを流したそう。「娘たちも大号泣で…。車の中でいつも聴いていたし、カラオケでも絶対に桑田さんの歌を歌っていた。そんな弟が思う以上のお葬式ができた」「きっと『お姉ちゃんありがとう』って言ってくれていると思います」と語りながら目に涙を浮かべた。