ハワイを生活の拠点にしている音楽プロデューサーのつんく♂が17日に自身のアメブロを更新。訃報を受け悲痛な胸中を吐露した。
この日、つんく♂は「KANさんへ ご訃報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と12日に亡くなったシンガー・ソングライターのKANさんを追悼。「僕がデビューしたころ、同じプロダクションの先輩であるKANさんとは、レコーディングスタジオや事務所でもよく顔を合わせました」と振り返り「まだ無名の僕に『元気?最近どうなの?』なんて声をかけていただくんです」とつづった。
続けて「どっからそんな発想でこんな話が出てくるんだろう・・・ってぐらい冗談しか言わないのがKANさんでした」とKANさんの人柄について述べ「音楽のこと、歌詞についてなどの会話はまったくしませんでしたね」とコメント。「そういう意味で音楽論等、何かを直接具体的に教わったわけではない」というも「レコーディングをしている姿や、KANさんの作品を通じて、本当にたくさんいろいろなことを教わりました」とつづった。
また「闘病なさってるということは聞いておりました」と述べつつ「この度の悲報は本当に悲しくて悔しく残念でなりません」とコメント。「一緒に作った『スッピンと涙。』、これからも大切にします」とつづり「KANさん、ほんま寂しいです。どうぞ安らかにお眠りください。本当にありがとうございました」と呼びかけた。