新オーディション番組『UNIVERSE TICKET』第1話にて、フィリピン出身のエリシアが圧倒的な実力で視線を集めた。
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者(日本からは14名が参加)がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。
「BATTLE WEEK」では7日間のバトルが行われ、半数の41人のみが生き残ることができる。最初のバトルは1:1バトル。上位グループの参加者が下位グループから対戦相手を指名する。ユニコンと称されたキム・セジョン、ヒョヨン(少女時代)ら5人の審査員の投票によって勝敗が決定する。
「これ生歌だよね?」全員が驚く
エリシアはフィリピンからやってきた2009年生まれの14歳。フィリピンでは子役として人気を集め、小さい頃からミュージカルを通じて歌に親しんできた。K-POPへの関心を強く持ち、朝から晩までK-POPダンスを練習する日々を送っているという。
11位に選ばれたエリシアは、YooAの「Selfish」を披露。よく通るボーカルと自信たっぷりなパフォーマンスに、ユニコンのユンナは「なんでこんなに歌が上手なのかわからない」と驚いた表情を見せる。エリシアはリズミカルなビートに乗せてはつらつとダンスを踊り、最後には堂々と投げキッス、そしてウインクを決めてみせた。
見守っていた練習生たちも「これ生歌だよね?」「録音したのかと思った」と、驚きの表情。ヒョヨン(少女時代)は「自分の声が際立つ曲を選びましたね。すごく上手でした」と絶賛し、ダンサーのRianは「ダンスも、リズムをすごくよく生かせていました」と讃える。
対戦相手となったのは、日本でガールズグループ・PRIKILのメンバーとして活動するユキノ。73位の彼女も可愛らしい見た目からは想像ができない鮮烈なパフォーマンスを見せ、ユニコンたちは「上手な子同士がバトルすると選びにくいですね」と頭を悩ませる。甲乙つけ難い対決だったが、結果は3対2でエリシアが勝利を収めた。