「落ちたら死にます」。壮絶な悪路が何度も訪れる環境で撮影を続けるナスD。視聴者は「観てるこっちも緊張で肩凝る」「激流の小川に手作りの即席橋!!!」と驚きの声をX(旧Twitter)に寄せていた。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。「天空のヒマラヤ部族 夏編」企画が届けられてている11月19日の放送回で、ナスD一行は、ついに夏のポクスンド湖に到着。秋のポクスンド湖は真っ青だったが、今回はどんな姿を見せたのか?なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
密着取材が始まって94日目。朝、目覚めてナスDは険しい山を見つめ「昨日、雪崩起きてたな、あっちで。ゴーっと音がしてたな夜」と振り返りつつ、「どんな山登りのテクニックや経験があったりしても、運だもんな山は」と話した。自らが置かれている環境の過酷さを再確認し、今一度帯を締め直すかのように。
その直後、自然の危険さを目にすることになる。目の前にはカンジロバヒマール(通称「幻の山」)など、標高6000〜7000メートルの山の集合体が広がっているが、「ゴー!」と音を立てて雪崩が発生した。ナスDは「どこが崩れたかはわからない。裏側かな」と言っていたが、裏側であの轟音ならば、やはり巻き込まれたらひとたまりもない。
その後も、秋のポクスンド湖を目指すため、険しい道を進む。激しい川の上に一本の丸太がかかっている。クルー一行はここを渡らなければならないのだが、ナスDは「丸太って歩き慣れていないと、怖いんですよ。簡単に行けそうに見えるけど、落ちたら死にますからね」と話した。確かに、この川の流れの速さは明らかに恐怖だ。
さらに川に道がないので、橋を作る人も現れた。ナスDはその頼りない橋を見て「これはめちゃくちゃ危ない。これ落ちたら死にますからね。ゆっくり気をつけましょう」と呼びかけていた。
その上でナスDは皆で助け合おうとするクルーに安心感を覚えたのか「手だけ掴んでおけば絶対に大丈夫。手だけは離さない。手だけ持っておけば流されても絶対に大丈夫なんで」と力強く語っていた。
一方、ポクスンド湖手前にも過酷なルートが待っていた。奥ドルポのガイドは「ポクスンド湖沿いの道はとても危険です。人にとっても家畜にとっても難所なんです」と語る。1000年以上前に作られたこの小道は、石と木で支えられていて、崩れそうな所が何箇所も。再びナスDは「ゆっくり行きましょう。こっち落ちちゃうと本当に危ないんで」「本当に危ないというか落ちたら死にますからね」と仲間に呼びかけていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)