日本一大きい滋賀の琵琶湖は世界規模だと何位になる?ナスDが、世界で見ると「比較にならないです」とズバリ解説する一幕があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。「天空のヒマラヤ部族 夏編」企画が届けられてている11月19日の放送回で、ナスD一行は、ついに夏のポクスンド湖に到着。秋のポクスンド湖は真っ青だったが、今回はどんな姿を見せたのか?なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
密着取材が始まって94日目。ナスDは険しい道のりを突き進み、ついに秋のポクスンド湖にたどり着いた。ナスDはポクスンド湖を見て「ふぉぉ!ほら、綺麗。ああ、やっぱり綺麗だ。緑だけど。あぁ、久しぶり」と感動した様子。以前、訪れた時は透明度が高く真っ青だったが、今回は泥が入って白っぽく映るようになったそうだ。エメラルドグリーンに輝く秋のポクスンド湖。「これはこれで綺麗だと思います」とナスDは力強く語った。
するとここで番組では、ナスDによる「世界の湖 豆知識」が語られた。
世界一大きい湖は「スペリオル湖 ※淡水湖の場合」。面積は8万2100平方キロメートルで、周囲は4768キロメートル、湖面標高は180メートル、最大水深406メートル、アメリカ合衆国とカナダの国境に存在している。
一方、世界一大きい湖と言われてきた「カスピ海」は、2018年に海とされた。これまで20年以上にわたってイランなど沿岸5カ国が、「カスピ海は海か湖か?」という論争を繰り広げてきたが、2018年8月カザフスタンで開催された5カ国の首脳会議で、これまで頑なに「湖だ」と主張してきたイランが譲歩して、カスピ海は海だと認定された。
ちなみに日本一大きい湖「琵琶湖」は世界では128位と位置付けられている。面積は670平方キロメートルで、世界一大きい「スペリオル湖」の面積は8万2100平方キロメートル。ナスDは「比較にならないです。全くデカいです」と語った。
また、ことわざの「急がば回れ」の由来は琵琶湖にあるという。ナスDは「室町時代、琵琶湖の東側から京都へ向かう場合、船で横断する水路と琵琶湖の南側にある橋を渡っていく陸路がありましたが、陸路は大回りになるため、水路の方が早く到着します。しかし、水路は山からの突風により船が転覆したり、全く進まない可能性がありました。そんな状況を連歌師宗長が『もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬戸の長橋』と詠んだのが、ことわざの由来とされています」と説明した。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)