11月22日、ABEMAにて石橋貴明が出演する特別番組『石橋貴明 THE強運マスターズ2023 in韓国』が配信。北野武(ビートたけし)が関西勢一色だった80年代の漫才ブームを「俺も漫才の時は胃が痛くなったもん」と振り返った。
年に1度開催される男たちの運の祭典『THE強運マスターズ』。今回は韓国を舞台に、蛍原徹、矢作兼(おぎやはぎ)、小木博明(おぎやはぎ)、大悟(千鳥)といった選りすぐりのメンバーが集結。主催である石橋を含めた芸能界屈指の強運を持つ5名が『最強運頂上決戦・第3弾』の勝者を決定する運試し対決で激突した。MCとして平成ノブシコブシ・吉村崇が帯同。そしてスペシャルゲストとして映画監督・北野武が緊急参戦した。
5th GAME・プレミアムトークの中で「おぎやはぎとか貴明(石橋)とか、関西に対抗してちゃんと立派に仕事してるのは偉いよな」と話を振る北野。「漫才ブームの時は全部吉本だもん」と関西一色だった当時を振り返った。
さらに「俺も漫才の時は胃が痛くなったもん。大阪弁に客が慣れてるじゃない、あのリズムに。俺なんか浅草とか北千住の下町の言葉でやるけど『君はね』なんてやったら終わりだもん」と当時の空気感について語る北野。「関西のリズムに客が慣れちゃったから、標準語みたいな漫才やったら『なにこれ』って明らかに客が引いてるのがわかるから。あれは大変だったね、ウケるまで」とかつての苦労を回想した。
そんな北野の言葉を受け「(当時は)風当たりの強い時代だよね」と頷く矢作。東京出身の小木は「これからは関東勢だけで頑張っていきましょう!」と威勢よく発し「急に背負い始めた」と吉村からツッコミを入れられていた。