新オーディション番組『UNIVERSE TICKET』第1話にて、71位の練習生がマイクを蹴り倒す圧巻のパフォーマンスを見せた。
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者(日本からは14名が参加)がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。
「BATTLE WEEK」では7日間のバトルが行われ、半数の41人のみが生き残ることができる。最初のバトルは1:1バトル。上位グループの参加者が下位グループから対戦相手を指名する。ユニコンと称されたキム・セジョン、ヒョヨン(少女時代)ら5人の審査員の投票によって勝敗が決定する。
「出鼻を挫きたい」「私を選んだことを後悔させたい」火花が散る
39位のキム・スジンは、71位のペ・ハラムと対決。ハラムは練習生たちから実力を認められている存在だ。しかし13歳のスジンは17歳のハラムを指名。その理由を「勝ち目があるかもしれないと思いました。アイドルはダンスも歌も上手くないといけないですが、ハラムさんは少し不安定な面が見えたので」と説明した。そしてスジンはダンスや歌はもちろん、表情に自信があると語り、「まずはこの表情で先手を打って、出鼻を挫きたいです」と意気込んだ。
へそ出しルックにジーンズで登場したスジンは、IU「BBIBBI」をのびやかなボーカルで披露して好評を博す。続いて現れたハラムは、強いオーラを放ちながらスタンドマイクの前に立ち、「私を選んだことを後悔させたいと思います」と闘志を燃やす。
ハラムの選曲はJessiの「What Type of X」。強烈なビートに乗せて、強い眼差しで歌い上げていく。片手側転を決めたあとは激しく踊り狂い、小道具のマイクスタンドを勢いよく蹴り飛ばして強いインパクトを残した。
ユニコンのヒョヨンは「ハラムさんはただうまいだけでなく、自分だけの魅力を思う存分見せてくれたと思います」と絶賛。キム・セジョンは「2人とも自分の長所をよくわかっていて、それをステージ上で上手く表現したと思います。これは投票するのがとても難しい……」と悩ましげにコメントする。結果は3:2という僅差で、スジンが勝利を収めた。
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