猿に毒グモ……原始的な生活を送る民族の食生活に視聴者が衝撃。X(旧Twitter)には「え、タランチュラも食用なの??」といったコメントが寄せられていた。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。11月26日の放送回では、36年前に南米・ヤノマミ部族に密着した映像が届けられた。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
36年前に訪れたのはナスDと共にヒマラヤ旅を行う、元テレビ朝日で『ニュースステーション』にも携わった“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏だ。当時、大谷氏は探検家の関野吉晴さんと一緒に行ったそうだが「関野くんが前の年に行っていたので、“じゃあ行きましょう”となったの。あそこだったら村長ともコンタクトが取れたので」ときっかけを話す。
取材班の密着により、現地の方の食生活が見えてきた。朝食は主食代わりの「バナナ」。取材班は女性と子供たちが魚獲りに出かけるというので同行させてもらうと、この日の獲物は「カエル」「小エビ」「サワガニ」。必要な分しか獲らないし、蓄えておくという事も決してしないそうだ。
森では「カフ」という果物が獲れた。見た目は鶏の足のようで不気味だが、イチジクの様な味で旨いのだそう。また男たちは仕留めた獲物を自慢げに見せてくれた。その中には「猿」の姿も確認できた。
そんな中で、子供たちは大きなクモを囲んで騒がしい。毒グモ「タランチュラ」だ。しかし、子供たちは怖いもの知らず。退治したのかと思ったら、これも食べるらしい……。猿は焼いて、毛をとり、その後煮て食べるそうだ。
大谷氏は「彼らと同じ食事は食べることができなかった。猿とか毒グモとかね」と振り返っていた。この映像には現代の日本を生きる視聴者も驚いたようで、「え、タランチュラも食用なの??」「何だあの不思議な果物!」などの声がX(旧Twitter)に寄せられていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)