韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』第2話にて、子供番組のMC同士が対決した。
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン（約11億円相当）をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者（日本からは14名が参加）がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。
「BATTLE WEEK」では7日間のバトルが行われ、半数の41人のみが生き残ることができる。最初のバトルは1:1バトル。上位グループの参加者が下位グループから対戦相手を指名する。ユニコンと称されたキム・セジョン、ヒョヨン（少女時代）ら5人の審査員の投票によって勝敗が決定する。
「私は生歌とダンスを一緒にやったのに…」
過去に同じ子供番組「Play With Me Club」でMCを務めたことがある、13歳のアン・スンビと、14歳のオ・ユナ。最初の順位となる33位のアン・スンビが49位のオ・ユナを指名した形だが、スンビは「戦いやすいというのもありますし、ユナさんは長い間見てきたのでダンスの実力も知っていて、そういう意味でも勝てると思いました」と理由を語った。
ユナは「スンビとは知り合いですが、実力は私のほうが上だと思います」と余裕の笑みを浮かべ、スンビも「負けるわけがないと思います」と、それぞれに自信満々、会場は緊張感漂う空気となった。
まずはスンビがステージに上がった。スンビは椅子を踏みつけながらイ・ハイ「1.2.3.4」を余裕たっぷりに歌唱。そしてユナはBLACKPINK「Don't Know What To Do」を、感情をしっかりと込めて指先まで神経を行き届かせたパフォーマンスで披露する。ユニコンであるITZYのイェジ、チェリョンも「ポイントをつかんでいる」と褒め称えた。練習生の間でも「最高！」「カッコよかった」とざわめきが起こる。
ユニコンのリアンは「どちらも優劣をつけづらいくらい上手で、鳥肌が立ちました。それぞれ異なる魅力だと思います。スンビさんはとてもパワフルでメリハリがあり、表情もとてもよかったです。ユナさんは、私は指先に注目しましたが、とってもきれいな動きをしていて、今までで一番完璧な参加者だったと思います。ディテールがダンスの完成度を左右しますが、とても上手でした」と絶賛した。
結果は3:2の僅差でアン・スンビが勝利。ユナはステージを降りてから「すごく悔しかったです。私は生歌とダンスを一緒にやって、スンビは別々だったのに……」と不満を漏らしていた。
