韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』第2話にて、長身の日本人練習生ナルミが注目を浴びた。
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者(日本からは14名が参加)がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。
「BATTLE WEEK」では7日間のバトルが行われ、半数の41人のみが生き残ることができる。最初のバトルは1:1バトル。上位グループの参加者が下位グループから対戦相手を指名する。ユニコンと称されたキム・セジョン、ヒョヨン(少女時代)ら5人の審査員の投票によって勝敗が決定する。
毎日5時間練習、韓国語の勉強も熱心に
36位のチャン・スアは、53位の日本人練習生ナルミと対決。17歳のナルミは身長172mで、ステージに入場してくると「脚が長いね」「モデルみたい」との声が各所から起こる。
14歳のチャン・スアは、学校でオーディションに受かって事務所に入り、まだわずか1週間。学校にはわずか4か月しか通っていないという。しかし「キュート担当のビジュアルセンターになりたい」「どんな苦難があってもがんばって乗り越えていきます」と意気込んだ。チャン・スアがステージで披露したのはYENA「SMILEY」。まだぎこちない部分も多いパフォーマンスだが、一生懸命で可愛らしい姿を見て、ユニコンたちは手拍子をして応援する。
対するナルミは小学生の頃からK-POPアーティストに憧れ、毎日5時間ほど歌とダンスを練習し、韓国語の勉強も努力を重ねてきたという。鍛えられた腹筋が覗く黒のセクシーな衣装でステージに上がったナルミは、チョンハの「Gotta Go」を堂々とパフォーマンス。スタイルの良さを生かしたダンスでフロアに寝そべる振付もこなし、ユニコンと他の練習生を沸かせた。
ユニコンのチェリョン(ITZY)は「(手を顔の近くにやる)この振付がチョンハさんそっくりだった」と絶賛。ユンナは「手足が長くて本当に羨ましい。いいものを持って生まれましたね」と惚れ惚れした様子で話し、リアンも「ナルミさんとこの曲の振付がとても似合っていたと思います。本当に腰の動きが良かったです。手足が細いからなのか、動作1つひとつを丁寧に行っている感じで、インパクトが強くてよかったです」と称えた。
結果は5対0でナルミの圧勝。キム・セジョンは「スアさんのステージは、思わず笑顔がこぼれるようなエネルギーでとてもよかったのですが、上手ではなかったです。でもエネルギーがとても感じられたので、ステージ上での自信を失わないで、頑張ってほしいです」と励ました。