名曲を歌い継ぐ歌姫を選出するオーディションの予選ステージで、17歳の出場者が広瀬香美の「ロマンスの神様」を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、審査員の心を掴んだ。
【映像】審査員が満場一致で絶賛した17歳少女の歌声（54分頃～）
日韓共同で新たな歌姫を発掘する新オーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』＃1が、12月1日（金）夜6時よりABEMAにて放送された。
『トロット・ガールズ・ジャパン』とは
『トロット・ガールズ・ジャパン』は、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。「トロット」は日本で言う“懐メロ“のイメージに近く、オーディションの出場者たちは昭和から平成にかけての名曲を歌唱する。出場者の年齢は12歳から50歳までと幅広く、事前審査を通過した54組57名が予選に進出。優勝を勝ち取った者には賞金1000万円（＋追加賞金）が授与される。
予選ステージでは、出場者をカテゴリー別に6つのグループに分類。グループごとに登場し、1人ずつ歌を披露する。審査員は「この人の歌を次の審査でも聴きたい」と感じたら「ゴールデンブザー」にタッチ。全員が票を投じれば「オールイン」となり、その場で本戦進出が決定するが、全員の票がそろわなかった場合は、復活候補者となる。グループ全員の歌唱が終了したタイミングで、一般審査員（観客）による投票が行われ、復活候補者の中から選ばれた1名が本戦に進出できる。
17歳の実力派シンガー、見事な高音響かせ会場を魅了！
10代のフレッシュな出場者がそろうグループ「ティーンガールズ」のトップバッターを飾ったのが、17歳の森本安音だ。2021年に開催された「第22回大阪国際音楽コンクール」声楽部門ミュージカルコースジュニアにて１位に輝くなど、複数のコンクールで実力を評価されている森本。また、これまでに『Theカラオケ★バトル』（テレビ東京系）や『関ジャニ∞のtheモーツァルト』（テレビ朝日系）といったテレビ番組への出演経験も持つ。紅白歌合戦に出演すること、ディズニー映画の主題歌を歌うことを夢に掲げる、期待の星だ。そんな森本はステージに立つと「歌が大好きという気持ちが伝わったら嬉しいです。楽しんで歌います」と笑顔で宣言した。
「ロマンスの神様」といえば、サビの高音が聴かせどころだが、森本は突き抜けるようなハイトーンを響かせ、音程もバッチリ。元気いっぱいに会場を盛り上げ、審査員たちもノリノリで手拍子していた。審査結果は文句なしの「オールイン」。本戦進出が決定した瞬間、森本は満面の笑みで「ありがとうございます！」と喜びをあらわに。審査委員長の松崎しげるも「歌唱力というのはこういうことだと思います。素晴らしいです！」と褒めちぎっていた。
