1980年代後半にアイドルとして脚光を浴び、現在は女優として活動している立花理佐(52)が、24日に更新したブログで直腸がんだったことを公表。その後のブログで、母親が大腸がんのため60歳で亡くなっていたことを明かした。
立花は24日「私事ですが、2020年に直腸がんと診断され、腸、子宮、卵巣、膣の摘出手術を受けました。先月、手術から3年目の検診を受け、今の所再発も無く順調に回復しています」と告白。
公表の理由について「まだ完全ではありませんが、先月くらいからかなり酷かったうつも、なかなか思い通りに動けなかった体も、急激に自分の中では良くなった気がして、みなさんに報告しようと思いました。友だちにも、私のがんを知って『あんなに元気いっぱいの理佐が。。。』と言って『自分も検査受けてみよう!検査受けたら初期のがんだった』という友人が何人かいたので、1人でも多くの人に早くに検査してよかったと思って頂けたらと思います」とつづった。
29日に再びブログを更新した立花。「私の母は、大腸がんで60歳で逝ってしまいました。ずっと痔だと思っていたらしく、市販のお薬も効いて恥ずかしいからと病院に行かなかったらしい…手術した時は、すでにいろんな所に転移していて、手の施しようがなかった」と明かした。
母親が叫びながら痛みと闘っている姿を見て、がんの恐ろしさを知ったといい「私のは、ガンじゃない。そう思ってしまった。そうであって欲しくて思い込もうとしたんだと思う。ママが命をかけて教えてくれたのに…。ほんと後悔しても遅いけれど、いまだに悔しい」と振り返った。
その上で「後悔ばっかしていても、時間が戻るわけでもないので、私が経験したことを話したことで、第二の私になるような人が一人でも少なくなってくれたら幸いです」とつづり、ブログを締めくくった。
この投稿に、ファンからは「誰しも『まさか自分が』と思う。ご自身を責めないで欲しいです」「ゆっくりでいいので、りさちゃんの気持ちを話してくれたら嬉しいです。きっと同じ苦しみの方の励みになると思います」など、様々なコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)