ラブ・モキュメンタリーという新たなジャンルに挑み、ライバル男子と恋のバトルを繰り広げてきた、スーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』などへの出演で知られる俳優・柊太朗(とうたろう)。最後に彼に待っていたのは、切ない結末だった。
12月2日(土)深夜0時30分より、ラブ・モキュメンタリー『恋するシナリオ』#2がテレビ朝日系にて放送、ABEMAにて配信された。
『恋するシナリオ』とは
テレビ朝日系にて11月25日(土)、12月2日(土)の2週連続で放送された『恋するシナリオ』は、芸能人が自分を演じるラブ・モキュメンタリー。フィクションをドキュメンタリーのように演出する、モキュメンタリーと呼ばれる映像表現手法を用いた、まったく新しい恋愛番組だ。出演者自身が選んだシナリオによって、恋の物語が変化していくのが特徴で、リアルとフィクションが交差するモキュメンタリーならではのドキドキ感を味わえる。
出演者は、モデル・徳本夏恵(なちょす/25歳)、俳優・柊太朗(とうたろう/23歳)、『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生した次世代ボーイズグループ・OWVの中川勝就(かつなり/26歳)。3人は海辺の別荘で3日間を共に過ごし、合図のベルが鳴ったらシナリオを選択する。基本的にシナリオはなちょすが選ぶが、時には男子側が選択することも。最終的になちょすは、年下のとうたろうと年上のかつなり、どちらの彼を選ぶのか?スタジオでは、お笑いトリオ・3時のヒロインのかなで、元BiSHのハシヤスメ・アツコ、テレビ朝日アナウンサーの久保田直子が、3人の恋を見守る。
“完璧な年下男子”恋に敗れる「まだ足りなかったのかな」
「完璧な年下男子」との声がスタジオから上がるほど、とうたろうのアプローチは魅力的だった。なちょすの似顔絵を描いた際には「かわいく描きたい」「まつ毛めっちゃきれい」などと胸キュンワードを連発。それと同時に、真剣な眼差しでじっと見つめ、なちょすを照れさせた。初日の夜には、自分で拾ったシーグラス(海岸などで見つかるガラス片のこと)を小瓶に入れてプレゼントするというサプライズを実施。さらに2日目は、プールでひとつの浮き輪になちょすと入ったり、絶景スポットで顔を近づけて写真を撮ったりし、2人の距離は確実に縮まっている様子だった。
そして迎えた、最終日。ラストシーンの舞台となった海岸で、とうたろうはかつなりの隣に立ち、後ろから歩いてくるなちょすが肩を叩いてくれるのを待っていた。しかし、とうたろうの願いは叶うことなく、なちょすはかつなりを選択。ハグを交わす2人の横で、とうたろうは切ない表情を浮かべていた。
最後に行われたインタビューで、とうたろうは「いやもう、残念」とがっくり。続けて「自信は…少しあったんですけどね」と手応えを感じていたことを明かしつつ、「悔いはないくらいアタックしたつもりなので、まだ足りなかったのかなとか。今になって思います」と悔しそうに語っていた。
またとうたろうがなちょすに膝枕!かなでが大興奮したシーンはテラサにて配信中だ。