日向坂46の齊藤京子が不貞の進化系「パラサイト不倫」に身を投じる、テレビ朝日系連続ドラマ『泥濘の食卓』(土曜11:30)。第7話では、パラサイト不倫女が仰天行動に出る。なんと不倫相手の未成年息子を風呂に誘い、混浴に。そして狭いベッドで…。
【映像】不倫相手の息子とお風呂&キス 齊藤京子の体当たり演技
ドラマの原作は、2016年に『悪い夢だといいのにな』で第75回ちばてつや賞大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子による同名コミック。アルバイト先のスーパーの店長と不倫している深愛(齊藤)が、店長家族の中に入り込み、妻や息子の心にパラサイト。店長一家を泥濘へと引きずり込んでいく。「パラサイト不倫」といういまだかつてないジャンルを誕生させた衝撃作で、第1話から第6話までの見逃し配信は計300万回再生を突破している。
歪んだ生育環境故に、毒母・美幸(筒井真理子)の目を極端に意識し、怒られないことだけを過剰に気にしてきた深愛。これまで人に嫌われたくないという思いで数々の異常行動を平然と見せてきたわけだが、ここに来てさらなる角度からの仰天行動を取る。
恋愛モンスターのちふゆ(原菜乃華)からの脅迫と強制キスの刑に心底怯えたハルキ(櫻井海音)が、土砂降りの中で深愛の自宅に逃げ込んでくる。突然のハルキの訪問に戸惑う深愛だったが、ずぶ濡れで震えるハルキを放ってはおけず、タオルで体を拭いてあげることに。
しかし運悪く、毒母・美幸が帰宅。脱衣所に隠れる形となったハルキは「俺、出て行って挨拶した方がいいですかね?」と至極真っ当なことを言うのだが、毒母を恐れる深愛はパニック状態。このまま玄関に向かわせたとしても、音でバレる。「どうしよう…」と暫し黙考した結果、深愛は「二人でお風呂に入りながら考えてもいい?」といまだかつてない提案をし、ハルキの裸体を見ないように混浴。そして入浴後はハルキを自分の部屋に匿い、狭いシングルベッドで添い寝するのだった。
自分が不倫する相手の息子であり、自分に狂うほどの好意を抱いている未成年の異性。そんな人物と一緒に風呂に入り、裸体を見せて、さらには同じベッドで体を密着させる。危険な状態を自ら作っているのにも関わらず、その危うさに無自覚な深愛。それは異性から性の対象にはされないという自己評価の低さからくるものなのか、それとも深愛固有の異常性なのか。そして馬乗りになったハルキから、心臓バクバクのキス…。もう何が起こっても驚かない。