5億円以上に及ぶ巨大投資トラブル。TKO木本武宏が限界だった騒動発覚直後の心境について赤裸々に語る一幕があった。
ABEMAにて12月3日（日）に放送された『ななにー 地下ABEMA』#5では、「貸した金返せよ！」と題した企画が展開。このとんでもない企画を発案したのは、Netflix配信の世界的人気ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」の脚本を担当した金沢知樹氏だ。“お金には感情が出る”と考えている金沢氏は、お金を返してもらえない人を探して、香取慎吾が回収しに行くことで「きっと面白い人物に出会える」と期待する。
そんな企画に登場したのが今年、巨額投資トラブルで活動を自粛するという騒動を起こした木本だ。ロケが行われたのは11月上旬、都内某マンションにて。「借金億超え」というゲスト情報に香取はたじたじの様子で「会っていい人だよね？」と、共にロケを行ったキャイ〜ンに思わず確認していた。
香取は木本と対面すると、投資に失敗した経緯について事細かく取材した。香取は当初「犯罪を起こした人」という印象を抱いていたそうだが、木本の説明を聞き「巻き込まれた側」だと理解。ホッと胸を撫で下ろした。
とはいえ、5億円以上にも及ぶ投資トラブルとなった一件。香取が「（当時）よく頑張れましたね。5億が返ってこない中での1〜3ヶ月」と伝えると、木本は「それはもう食べ物も喉に通らなかったです」と振り返りつつ、「（そんな中で）仕事してる時だけは（投資を）忘れられるんですよね」と明かした。
その上で木本が「他のタレントさんがロケを時間通りに終わらせようとする時、『何巻こうとしてくれてんねん！』と（思っていた）。一生ロケ続いて欲しいって」と当時の胸中をこう振り返ると、香取は「終わっちゃうとまた考えないといけないからだ」と反応した。
憔悴しきっていた木本を見て、当時、相方の木下は「あっ終わった、コイツ」と思ったという。さらに木下は「死ぬと思ってましたもん。芸人が億借金するとか、14歳から友達ですけど『木本これやばいな』って思いましたもん」と回顧。そんな相方を“助けたい”と思ったのだろう。木下は「少額」ではあるそうだが、現金の入った封筒を渡しカンパしたことを打ち明けていた。
（ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より）
