長年、キャイ〜ン・ウド鈴木に面倒を見てもらっている、事務所直系の後輩芸人・スパローズ森田が「ウドについてどう思っているか」を告白。その中で衝撃発言が飛び出る一幕があった。
ABEMAにて12月3日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#5では、「貸した金返せよ!」と題した企画が展開。このとんでもない企画を発案したのは、Netflix配信の世界的人気ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」の脚本を担当した金沢知樹氏だ。“お金には感情が出る”と考えている金沢氏は、お金を返してもらえない人を探して、香取慎吾が回収しに行くことで「きっと面白い人物に出会える」と期待する。
そんな企画に金沢氏も登場。なんでも金沢氏は8年前の売れない芸人時代に、貸した3万円がまだ返ってこないのだという。今でこそ、人気脚本家に上り詰めた金澤氏だが、そんな時代に死ぬ思いで貸したからこそ、忘れられないのだそうだ。
金を貸した相手は芸能事務所「浅井企画」に所属するスパローズ森田。キャイ〜ンの事務所の後輩にあたる。そこで、香取をはじめとした一行は、事務所に突入し、リアルに取り立てを行うことにした。まず森田の待っている部屋に香取が入ると、収録内容を知らされていない森田は突然の大スターの登場にうれしそうにしていた。
森田は現在46歳で、芸歴は29年だ。香取が「なんで浅い企画に入った?」と聞くと、森田は「ナベプロを戦力外でクビになったので」と答える。これにウドが「キャイ〜ンに憧れてじゃないの?」とコメントすると、森田は「そうです」と答えつつ「ウドさんがすぐお金くれるって言ってたから」と、早速お金に関する発言を繰り出した。
その後、金沢氏も部屋に突入すると、長い付き合いである森田は「やっと話せる奴がきた」とホッと一安心。しかし、金沢氏は低いトーンで「俺、マジで来たから」と伝えた。この発言で不穏な空気を感じる森田…。次の瞬間、金沢氏は「貸した金返せよ」と伝えた。しかし森田は「覚えてない。借りました?」と容疑を否認。
その後ものらりくらりと一向に返す気のないムードの森田。すると、先輩のウドは突如「(金沢氏が)言ってくれないからね。返せって」と森田のフォローにまわる。これに金沢氏は「何でウドさん、こっち(森田)の味方をするんですか」と苦笑した。
ウドはお金を返していない8年間にも森田から金沢氏の話はちょくちょく聞いていたそうだ。それから再びウドは「(森田は)『金沢さんにお世話になってる』と。それだけ名前が出てきてるから、“実は金借りてるんですよ”ってなるはずなのよ。でもお金を借りてるとは言わない。本当に尊敬してるし、お兄ちゃんだと思ってるから忘れちゃってるんだと思う」と弁護した。
ここで天野ひろゆきが「それで言うと、お前、ウドからいくら奢ってもらってる?」と質問を投げると、森田は「めちゃくちゃお世話になってます」と頭を下げた。しかし、金沢氏は「ただ(森田は)ウドさんのことまじでPayPayだと思ってる。Pay兄って呼んでるだろ」と指摘。森田は「ヒド!」とリアクションしつつ「チャージはしなくていいですけど」と芸人的なノリで返した。この発言を受け、金沢氏は「こういうのをやるからバラエティになるんですよ」と香取に対し話した。
最後に天野が「お前、正直、ウドのことどう思ってるんだ?」と聞くと、森田は「ウドさんのヒモだと思ってます」と回答。この森田の巧みな話術は金を返さない技術でもあるようだ。香取は「紛らわす技術があるのよ。お金を返さない人の」と驚いていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)