離婚したのに先輩に対しご祝儀を要求。図太すぎる借金芸人の姿に香取慎吾が驚愕する一幕があった。
ABEMAにて12月3日（日）に放送された『ななにー 地下ABEMA』#5では、「貸した金返せよ！」と題した企画が展開。このとんでもない企画を発案したのは、Netflix配信の世界的人気ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」の脚本を担当した金沢知樹氏だ。“お金には感情が出る”と考えている金沢氏は、お金を返してもらえない人を探して、香取慎吾が回収しに行くことで「きっと面白い人物に出会える」と期待する。
そんな企画に金沢氏も登場。なんでも金沢氏は8年前の売れない芸人時代に、貸した3万円がまだ返ってこないのだという。今でこそ、人気脚本家に上り詰めた金澤氏だが、そんな時代に死ぬ思いで貸したからこそ、忘れられないのだそうだ。
金を貸した相手は芸能事務所「浅井企画」に所属するスパローズ森田。キャイ〜ンの事務所の後輩にあたる。そこで、香取をはじめとした一行は、事務所に突入し、リアルに取り立てを行うことにした。
当初、森田は容疑を否認。金沢氏から3万円借りたことを「覚えてない。借りました？」とコメントしていた。デビューから29年、今だにアルバイトもしながら、芸人を続ける森田をこれ以上取り立てられない雰囲気になったこともあったが、あくまでも仕事に徹した香取は「マイナスの通帳とか見せられたら、可哀想になってきちゃうけど……3万円返せよ！」と森田に告げた。
金沢氏も長年の付き合いである森田に対し、愛情はあるようで、「俺も、マジで心苦しいよ。お前の現状も知ってるから」と伝えつつ、“ここで全てを返せば何かが変わる”と期待して、3万円をきっちり返してもらうことにした。
森田はコンビニで3万円を下ろし、8年越しの完済の時を迎えた。金沢氏はお金を受け取り「スパローズは付き合いが1番古い。売れて欲しいし、そういうところをちゃんとするとよくなると思う」「面白いからさ」とあたたかい言葉をかけた。
しかし、森田はこのままでは終わらなかった。「僕からもひとつ金沢さんが忘れていることがあるんですけど、いいですか？」と切り出し、「7年前に結婚した時『ご祝儀をくれる』って言ってたんですけど、まだ貰ってないんです」と伝えた。
金沢氏は「何それ？覚えてない」と突っぱねていたが、森田は「いや、結婚したから」と引き下がらない。しかし金沢氏は「でも離婚したじゃん。離婚したやつに御祝儀払いたくないよ。お前逃げられたじゃん」と指摘。
このやり取りを聞いていた、キャイ〜ンの天野ひろゆきが「お前、離婚後にご祝儀もらおうと思ったの？」と笑うと、香取は「怖い！もう」とリアクションしつつ、困っている森田に感情移入してしまったのか「これ、カメラ止めたら俺、お金貸しそう……」と優しい言葉をかけていた。
（ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より）
