「まじで金返せ!」。9月に配信された「7.2 新しい別の窓『ななにー企画会議』」にて「お金には感情が出る」と語っていた人気脚本家が、借金の返済を求めて、感情を爆発させる一幕があった。
ABEMAにて12月3日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#5では、「貸した金返せよ!」と題した企画が展開。この企画を発案したのは、フジテレビの恋愛バラエティ番組『あいのり』に“金ちゃん”として出演し、その後、TBS日曜劇場『半沢直樹』やNetflix配信の世界的人気ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』の脚本家として注目を集めている金沢知樹氏。“お金には感情が出る”と考えている金沢氏は、お金を返してもらえない人を探して、香取慎吾が回収しに行くことで「きっと面白い人物に出会える」と期待する。
そんな企画に金沢氏も登場。なんでも金沢氏は8年前の売れない芸人時代に、貸した3万円がまだ返ってこないのだという。今でこそ、人気脚本家に上り詰めた金澤氏だが、そんな時代に死ぬ思いで貸したからこそ、忘れられないのだそうだ。
金を貸した相手は芸能事務所「浅井企画」に所属するスパローズ森田。キャイ〜ンの事務所の後輩にあたる。そこで、香取をはじめとした一行は、事務所に突入し、リアルに取り立てを行うことにした。
香取、キャイ〜ンに続き、金沢氏が部屋に突入すると、長い付き合いである森田は「やっと話せる奴がきた」と安心した表情。しかし、金沢氏は低いトーンで「俺、マジで来たから」と伝えた。この発言で不穏な空気を感じる森田…。次の瞬間、金沢氏は「貸した金返せよ」と伝えた。しかし森田は「覚えてない。借りました?」と容疑を否認。
金沢氏は「8年前、原宿でラジオやってたよな?その帰り道に『金、貸してくれ』って言ってきて、俺、3万円貸したよな?」と詳細を伝える。それから「マジで覚えてないの?俺、1日も忘れてないよ」と語気を強めても、森田は覚えがない様子。金沢氏が「(貸したことを)忘れた日はない。いつ返してくれるのかと。お前の相方(大和一考)にも相談していた」と続けても、森田は「基本は忘れないんですよ」と返す。
森田は15年前、波田陽区に5万円を借りていたそうだが、先日返済。ナインティナインの矢部浩之にも10年以上前に33万円を借金中だという。森田は「矢部さんは毎回『20万円だ』って言ってくるんですけど、『いや、33万円借りました』ってちゃんとこっちから訂正してます」と話した。
このエピソードに金沢氏は怒り。「いかに俺の存在が軽んじられているのか。そしていかに簡単な3万円だったのか……」と憤った。続けて、金沢氏は「俺だったら、先輩に借りてる金は自分から連絡して『いつまでに返します』って言うもん。俺も(ネプチューン)堀内健さんに2万借りたことあるけど、ちょこちょこ連絡してたよ」と伝えていた。
その上で金沢氏は「結局、出所だと思うんですよ。波田陽区という売れているブランドから借りていたものだから、5万円って忘れてなかったと思う」と指摘。「俺なんて名もなきやつだったから、3万も軽んじられている…まじで金返せ!いいから!」と語気を荒げると、香取は「その当時の金ちゃんにとっての3万円はスゴく大きなものだったからね」と激怒した金沢氏の心情を推測っていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)