IVEの1stフルアルバム『I’ve IVE』が、本日12月2日に韓国・仁川で行われている音楽授賞式『MMA2023』にて、大賞である「Kakaobank ALBUM OF THE YEAR」を受賞。メンバーが涙ながらにスピーチした。
昨年の『MMA2022』では、デビューしたばかりにもかかわらず『LOVE DIVE』で大賞の1つである「BEST SONG OF THE YEAR」に輝いたIVE。2年連続での大賞受賞となった。
感激したような表情を浮かべてステージに上がった6人。リーダーのユジンは「真っ先に感謝を伝えたいと思います。昨年も大賞をいただいたことがとても印象に残っています。そこで『ファイト!』と叫んだことを昨日のことのように覚えていますが、またこうして大賞をいただけて光栄です」とまず感謝を伝え、「昨年大賞をいただいてから、それにふさわしい活動ができているのかずっと省みるような1年でした。そしてまたこの賞をいただいて、この賞にふさわしい活動をできているのかを考え、ずっと発展し続けられると思います」と気丈に話した。
ウォニョンは目を潤ませつつ「この賞をいただけるとは思わず、今日この場に来ました」と口を開く。そして「私たちだけではなく、みんな『自分がしていることは正しいのだろうか』とふと悩むことがあると思うんです。わたしたちが続けてきた音楽、そしてしていること全てが、皆さんにとって力になったり、何かの答えになることが多いんじゃないかと思います。この賞をいただいて、そのことにまた気づくことができました」と真摯に言葉を紡いだ。
最年少のイソも声を震わせながら感謝を伝えて「幸せすぎます」と噛み締め、リズがファンへ感謝を伝えていると、傍らのユジンは涙を拭い、号泣するレイを強く抱きしめる。ガウルは「メンバーのみんな、2年間、同じ目標に向かって一緒に歩んできてくれて本当にありがとう。でもその道の先にはDIVE(IVEのファン)がいるから歩み続けていけます」と感謝した。
日本人メンバーのレイは、アルバムがリリースされた4月に一時活動を休止していた。当時を振り返り、号泣しながら「本当に時間のない中でプレッシャーもたくさんありましたが、とにかく良いものを作りたくて、一生懸命作り上げたアルバムです。私たちのそんな思いが皆さんに届いたようで、本当に幸せです」と思いを伝えた。
『MMA2023』は、韓国No.1ミュージックプラットフォーム「Melon」が主催する韓国最大級のK-POPアワード。「Melon」での配信データとユーザー投票、音楽専門委員による審査によって受賞者が選出される。今年で15回目の開催となり、初の“K-POP専用アリーナ”としてオープンしたばかりの仁川のインスパイアアリーナにて開催されている。