12月7日より順次放送中のアニメ「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」第10話で、ベルグリフが過去を回想した。若き日の彼が謎の女性を優しく見つめるシーンが、「好きな人いるの!?」「若い頃どんな人が好きだったのかな?」と注目を集めている。
アニメ「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」は、門司柿家氏による同名ライトノベルが原作。元冒険者のベルグリフ(CV:諏訪部順一)と、最高位の“Sランク”冒険者に成長した娘のアンジェリン(CV:早見沙織)をめぐる異世界ファンタジーだ。
前回放送の第9話では、アンジェリンが敵対していたシャルロッテ(CV:高尾奏音)とビャク(CV:浦和希)の面倒を見ることになった。アンジェリンが「私のことはお姉ちゃんと呼ぶがいい」と言うと、シャルロッテは気恥ずかしそうに「えっと……お姉ちゃん」と呼んだ。
距離が縮まっていくふたりの姿に、「照れながらの『お姉ちゃん』かわいすぎる」「アンジェがお姉さんしてる」「アンジェとシャル微笑ましい」「お姉ちゃん優しい」「本当の姉妹みたいでかわいい」と視聴者はほのぼのとしていた。
最新話の第10話「蠢く悪意」では、ベルグリフ(CV:諏訪部順一)がエルフのマルグリット(CV:ファイルーズあい)から「結婚願望とかねぇの?」「惚れた相手とかいねぇのか?」と聞かれた。ベルグリフは「いないよ」と答えたが、回想シーンで、若い頃のベルグリフがフードを被った謎の女性と一緒にいる姿が描かれた。ベルグリフはその女性を優しげな表情で見つめていた。
これまでベルグリフの過去はあまり描写されてこなかった。そんな彼の昔の恋を示唆するような回想シーンに、「お父さんの想い人かな?」「好きな人いるの!?」「冒険者をしていた頃、一体何があったのかなぁ」「若い頃どんな人が好きだったのかな?」と視聴者も興味津々だった。
第10話「蠢く悪意」
<あらすじ>
アンジェリンの家に居候することになったシャルロッテとビャク。2人を弟妹のように思うアンジェリンは、偶然出会ったマリアに自衛のための魔法を教授してもらえるようお願いする。その帰り道、正体不明の兵士たちの襲撃を受けることに。
不意を突かれて苦戦を強いられるアンジェリンたち。その戦いはやがてギルドの冒険者も巻き込んでいく。「誰かが兵士たちを操っているのでは?」と疑うアンジェリンの前に、かつて対峙した影が現れる。
(C)門司柿家/アース・スター エンターテイメント/Sランク娘製作委員会