ナスDがヒマラヤのティンギュー集落を取材中、結婚式に遭遇。しかし幸せなはずの、披露宴には旦那が不参加という驚きの実態があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。12月10日の放送回では、「天空のヒマラヤ部族 ナスDの単独取材編」の様子が届けられた。ナスDは「2回目の冬を撮影しないとこの企画の意味がない」と説明し、ほかのスタッフは日本に帰し、小型のハンディカメラ1台で、単独取材を決行。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
ティンギュー集落を取材中、ナスDは結婚式に遭遇した。隣のパル集落に嫁ぐ花嫁を祝いに、親戚一同が集まったという。一方で、結婚式場には旦那さんの姿がない……。
これについてナスDは以下のように解説した。
「面白いのが旦那さんが来ないんですね。というのは、お嫁さんが旦那さんの家に帰る時にプレゼントを渡すんですけど、旦那がもし来ていると旦那がそのお嫁さんのいわば財産を取りに来た様な形になってしまうので、披露宴には旦那の姿がないんです」。
まずは花嫁とその親戚が集まって、プレゼントを持って、旦那さんの待つパル集落に向かうという。そこでナスDは旦那さんが待つパル集落も取材。ナスDは「ここにお嫁さんが数々のプレゼントを持って帰ってくるので、旦那さん側も親戚を集めて、パーティーを行っています。これ、面白いですね。だから奥さんだけ、2連チャンでパーティーなんですね」と語った。
そして花嫁は親族が帰ると、すぐさま、プレゼントを開けて見るのだという。そこには服だったり、絨毯などが入っているそうだ。ナスDは「財産を持ってる家庭の娘さんを妻にもらうと、畑がもらえたり、カッツァルが1頭もらえたり、ヤクが1頭もらえたりするらしいです」と説明していた。また旦那さん側に持たせるブランケットや服は全部新しいものを渡すという。古いものは失礼にあたるのだそうだ。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)