ナスDが「世界の結婚式 豆知識」を披露。その中でアフリカの結婚に関する風習にスタジオ出演者も衝撃を受ける一幕があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。12月10日の放送回では、「天空のヒマラヤ部族 ナスDの単独取材編」の様子が届けられた。ナスDは「2回目の冬を撮影しないとこの企画の意味がない」と説明し、ほかのスタッフは日本に帰し、小型のハンディカメラ1台で、単独取材を決行。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
ティンギュー集落を取材中、ナスDは結婚式に遭遇した。そこで番組では、ナスDによる「世界の結婚式 豆知識」が披露された。
■インドの結婚式
最大の特徴はとにかく踊ること。インドのポップミュージックから海外のダンスミュージックまで、ノンストップでかかり続け、子供から老人まで踊って祝います。また、親戚の女性だけが集まって、朝まで徹夜で歌い踊るパーティや、男性が全身にターメリックを塗り、体を清めるなど、様々な儀式があり、すべてをちゃんと行おうとすると1ヶ月、どんなに簡略化しても1週間はかかるそうです。
■スコットランドの結婚式
ブラッキング・オブ・ザ・ブライドと呼ばれる儀式があります。直訳すると「花嫁を黒くすること」。花嫁と花婿、もしくはどちらかが結婚の承認となる、友人や親戚同僚に、ひたすら汚い物をかけられるというもの。邪悪な精神・悪運・悪魔を撃退する為や、結婚という門出に謙虚さや忍耐を学ぶ機会だとも言われています。
匂いのきついソース、腐った卵や牛乳、ススなど、汚くなる為のあらゆる物が、花嫁と花婿を襲います。全身汚れたままの残念な姿で、トラックの荷台に積まれたバスタブに座らされ、そのまま街をパレードさせられる事もあります。
■中国 ユグル族の結婚式
2人の愛の誓いの意味を持つ、重要な儀式として、結婚する日には花嫁は新郎に3回、ゴムの矢で射られます。
中国・トウチャ族の結婚式は1ヶ月ほど前から、花嫁は毎日1時間ほど泣く時間を設け、10日後には花嫁の母・祖母も加わり、結婚式直前には、家族の女性全てが新婦の側で、泣いているという状態になるそうです。これは花嫁が家族と別れる、悲しみを歌う風習がいつしかそうなったそうです。
■アフリカの結婚式
これはムチャクチャなんです。新郎・新婦が初夜を迎える部屋に、その村のお婆さんが同席します。その理由は愛の営みの手解きを教える為。この役は大体、その村で年長の女性が務めますが、新婦の実の母親が担う事もあります。
スタジオのバイきんぐ・テレビ朝日の山本雪乃アナウンサーはアフリカの情報を受け、「ちょっと衝撃的過ぎて……」と言葉を失っていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)