近視や老眼の人の“メガネをかけていない状態”が疑似体験できる方法を学べる動画がSNSで話題となっている。
102年の歴史を持つ『サカタメガネ』の四代目で、1級眼鏡作製技能士の坂田よしひこさんが投稿したこの動画(@sakata_yoshi)は、スマートフォンのカメラ機能を使うことで、近視や老眼の人が“メガネをかけていない状態”での“見え方”が、擬似的に体験できる方法をレクチャーするもの。方法は簡単で、たとえば“近視編”の場合は、スマートフォンのカメラを起動させ、オートフォーカス機能をロック。これにより、周囲の景色がぼやけて見える形となるが、これこそが、近視の人がメガネをかけていない状態での“見え方”なのだという。同様に“老眼編”は、やや離れた場所に一度ピントを合わせた上で、オートフォーカス機能をロック。すると、遠くのものはハッキリと確認できるものの、近い場所にあるものはぼやけてしまうという現象が発生するのだ。
“メガネのプロ”の坂田さんならではといった印象のこのユニークなアイディアに、動画を観たネット上の人々からは「すごくわかりやすい」「老眼はまさにこれ」「ほぇ~今のうちに体験しておこう」「うわ~このイライラ感が再現されてる」「老眼になるとこうなっちゃうんだ…悲しみ お母さんもこんな感じだったんだね…遠くが見えないよりも悲しみレベルが高いと思う」「目が良いことだけが取り柄なので、目が見えない人の辛さがわからなかったのですが、とりあえず老眼を試してみました。これは辛い」といった様々な反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)