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浅香唯が感動した「翼の折れたエンジェル」歌声
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 昭和歌謡を中心としたカバー動画をYouTubeに投稿しているシンガーソングライター・陽真(19)ら3人の出場者で結成されたチーム「ミニマムズ」が、オーディションの本戦で、中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」を熱唱。「鳥肌が立つほど感動した」などと審査員から絶賛され、対戦チームに大差をつけて勝利した。

【映像】浅香唯が感動、ハーモニーがスゴすぎる「翼の折れたエンジェル」歌声(16分頃~)

 日韓共同で新たな歌姫を発掘するオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』#3が、12月15日(金)夜6時よりABEMAにて放送された。

『トロット・ガールズ・ジャパン』とは

 『トロット・ガールズ・ジャパン』は、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。「トロット」は日本で言う“懐メロ“のイメージに近く、オーディションの出場者たちは昭和から平成にかけての名曲を歌唱する。出場者の年齢は12歳から50歳までと幅広く、事前審査を通過した54組57名が予選に進出。優勝を勝ち取った者には賞金1000万円(+追加賞金)が授与される。

  本戦一次の審査内容は、チームデスマッチ。予選でのグループをもとに結成された8つのチームが一対一で対決する。審査員は良かったと思う方のチームに一票ずつ投票し、多数決で勝敗が決定。勝利チームは全員合格となり、次のステージに進出できるが、敗北チームは全員が脱落候補となる。

3人とは思えない音圧にライバルも驚愕

 本戦一次審査の一回戦、後攻でステージに立った「ミニマムズ」。同チームは「ストリーミングガールズ」の合格者7人中3人で結成され、全員が身長150センチと小柄であることから、このチーム名がつけられた。メンバーは、YouTubeに昭和歌謡を中心としたカバー動画を投稿している陽真(19)、青森の配信系ローカル歌手・HINA(34)、一度はあきらめた音楽の道に再び挑むボイストレーナー・Kaho(27)の3人だ。

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 歌唱曲に選んだのは、1985年にリリースされた中村あゆみのヒット曲「翼の折れたエンジェル」。力強いハスキーボイスが印象的な同曲に、「ミニマムズ」はコーラスを効果的に取り入れ、原曲とは異なる魅力を持つアレンジに。ソロパートではそれぞれの個性をアピールしながらも、美しいハーモニーを響かせ、一体感のあるステージで魅了した。
 
 全員が身長150センチの「ミニマムズ」だが、存在感と声量はまさにマキシマム。控え室で彼女たちの歌声を聴いていた他の出場者から「3人の音圧じゃない」と驚く声も上がり、歌唱が終了すると、審査員たちから大きな拍手が送られた。

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 審査員を務めた歌手で女優の浅香唯は、自身も身長が150センチであることを明かしたうえで「小さいとか全く感じさせない、すごく存在が大きく見える3人組だった。鳥肌が立つほど感動してしまいました。素晴らしかったです」と大絶賛。審査員9人中8人が「ミニマムズ」に投票し、圧勝を飾った。この結果を受け、「ミニマムズ」のメンバーは感激のあまり涙。全員で抱き合って喜びを分かち合っていた。

トロット・ガールズ・ジャパン 第3話
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