韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』第5話にて、日本人練習生のコトコが努力を重ねて成長を見せた。
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。第2章「LEVEL STATION」では、上中下のランクに分けられた39名の練習生が、それぞれのランクごとに2チームに分かれてステージで対決。まずは中レベルの2チームがステージに上がった。
「努力やお金で買えない魅力がある」
Jewelryの「Super Star」を披露するTwinkleチーム。金髪がトレードマークの日本人練習生コトコは、キリングパートに立候補する。発音記号などのメモを細かく取り、深夜まで練習した努力を買われ、見事キリングパートを獲得した。プロデューサーからコトコは「本当に努力家。もっと頑張れば成長の可能性が無限になると思います」と高い評価を得ている。
そして迎えた本番のステージ。ロックなサウンドに乗せて、メンバー6人がステージをパワフルに駆け回る。コトコは冒頭の「1、2、3、4」というカウントでまず観客の心を掴み、そして曲中では練習の成果をしっかりと発揮。メンバーが目を閉じてセンターのコトコにもたれかかるパートでは、幻想的なムードを作り出した。コトコはまだ実力者と言える域には達していないものの、未経験からのスタートだったことを考えると、驚異の成長を見せている。
キム・セジョンは「コトコさんは今回パートが多かったですね。完璧とは言えないかもしれませんが、難しがったり、躊躇したりせずに、コトコさんができる最善を尽くして準備してくれたようで、本当に立派だと思いました」とコメント。プロデューサーのADORAは「コトコさんはパート分けの日も、当日の深夜まで発音を書いて誠実に練習してきてくれていて。今回のステージもよかったです」と彼女の人間性を称える舞台裏を紹介し、コトコは感無量で涙を流す。
ユンナは「コトコさんは見ているだけで気分がよくなる魅力があります。これは努力やお金で手に入れられるものではありません」と称えつつ、「もちろんパフォーマンスはとても成長しましたが、息の使い方をもっと覚える必要があると思います」と、さらなるボーカル面での成長のためのアドバイスを与えた。
またコトコがステージを降りてからも、コトコに言及するユニコンたち。ヒョヨンは「もともとコトコはボーカルがあんなにしっかりできていたっけ?中間に少しブレがあったけど」と感嘆し、セジョンも「上達を感じて、立派だなと思いました」と返していた。