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【映像】登山料理家が作った絶品料理(複数カット)
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 高所の過酷ロケを支えるスペシャルな食事にナスDが感動。「この日のこの料理は一生心に残る」と登山料理家をリスペクトする一幕があった。

【映像】登山料理家が作った絶品料理(複数カット)

 テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。12月17日の放送回では、「登山家の料理人 カンツァさんのお料理手帖〜第一巻〜」が届けられた。これはナスDが天空のヒマラヤ部族を取材した際に、カンツァさんが作った絶品料理のレシピをまとめたもの。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。

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 過酷なヒマラヤロケを行う上で、なんといっても至福の時間は、食事の時間だろう。ナスD取材班には登山家料理人「チャンドラ・スノワール氏(あだ名:カンツァ)」が帯同し、いつも美味しい料理を作ってくれている。世界の旅人を相手にするカンツァ氏は「メニューは毎日、その都度考えているよ。お客さんからの要望もあるからね」と語る。アメリカ人、イタリア人、日本人などなど、その国の人が喜ぶような料理を一通り作れるのだ。

 元テレビ朝日で『ニュースステーション』にも携わった“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏は、これまで数多の世界の僻地でロケを行っている。そんな大谷氏も「山はしっかり食べないと。体力使うから。ネパールスタッフの食事量すごいですよ。飯こんなに盛ってガンガン。あれだけ食べないともたないんですよ」と語っていた。山登りする上で、いかに食事が大切かを物語るエピソードだろう。

 ある日、標高2840メートルにあるチェプカ村(7世帯43人)を訪れた際、撮影スタッフも露骨に疲労の色が出てきた中で、同じ道のりを歩いてきたのにカンツァ氏は、休む事なく素早く料理を作った。早めにキャンプ地に着いたため、特別メニューを作ってくれたのだ。

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 にんにくとしょうが、ガラムマサラマッシュルームとツナをフライパンに投入。それらを炒めて、タネを作っておく。小麦粉を水で練り、ピザの生地を作った。フライパンで生地の両面を焼き、こんがりさせたらピザソースを満遍なく塗る。ヤクのチーズ・タネをたっぷり乗せて、フライパンで蒸し焼き風にすればなんと「ピザ」が完成。ふっくら美味しそうな出来上がりとなった。

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 一方で、日本人が喜びそうな料理にも取り掛かる。水に醤油・かつおダシ・ニラ・水で戻した水牛の乾燥肉を加えたら、溶き卵。「水牛の卵とじ(他人丼)」が完成した。ほかにも4品作り上げたが、驚くのはその調理時間だ。野外にも関わらず、手の込んだ合計6品を2時間あまりで仕上げた。

 ナスDはその贅沢な料理を見て「ええ!?」と驚きを隠せない。最高の食事を楽しんで「こんな所で、こんなの食べてるの、絶対面白いですもん。ここで料理作るの、難しいんですよ。自分が無人島で作るからわかるんですけど、こういう所で料理を大量に作るのって」とその手際の良さを絶賛。

 それから「美味しい物を食べて、全部キレイに食べたら“もう終わりか”と寂しさ残るじゃないですか。でも今回は残らないんですよ。美味しさがまだ何より心に残っているから。生涯で料理を1万2000食を食べるとして、記憶に残る料理って少ないと思うんですけど、この日のこの料理は、一生残ります。これがこの山の中で出たっていうのがスゴい感動ですね」と語っていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)

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