YouTubeにデュエットカバー動画を投稿し、人気を集める姉妹ユニット「奈良姉妹」のいつか(37)&ひより(29)が、オーディションの敗者復活戦で竹内まりやの「カムフラージュ」を歌唱。息ぴったりのハーモニーで会場を魅了した。
【映像】歌い出しから極上のハーモニー!姉妹ユニットが歌う竹内まりや楽曲(25分頃)
日韓共同で新たな歌姫を発掘するオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』#4が、12月22日(金)夜6時よりABEMAにて放送された。
『トロット・ガールズ・ジャパン』とは
『トロット・ガールズ・ジャパン』は、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。「トロット」は日本で言う“懐メロ“のイメージに近く、オーディションの出場者たちは昭和から平成にかけての名曲を歌唱する。出場者の年齢は12歳から50歳までと幅広く、事前審査を通過した54組57名が予選に進出。優勝を勝ち取った者には賞金1000万円(+追加賞金)が授与される。
本戦1次の審査内容は、チームデスマッチ。予選でのグループをもとに結成された8つのチームが1対1で対決する。審査員は良かったと思う方のチームに1票ずつ投票し、多数決で勝敗が決定。勝利チームは全員合格となり、次のステージに進出できるが、敗北チームは全員が脱落候補になる。そして全チームの対戦終了後、敗北チームの各代表者が歌声を競い合う「敗者復活 救世主バトル」を実施。一般審査員から最も多く票を集めた代表者のチームは、全員が復活できる。
極上ハーモニーに審査員も惚れ惚れ「感動して涙が出そうに…」
「敗者復活 救世主バトル」のトップバッターを飾ったのは、「マティーニ」チーム代表のいつか&ひより姉妹。2人は「奈良姉妹」の活動名でYouTubeにデュエットカバー動画を投稿しており、チャンネル登録者数は約4.5万人。カバー曲以外にオリジナルソングも持ち、精力的に活動している。そんな2人の夢は、姉妹でアルバムを作ること。ファンからカバーアルバムを望む声が寄せられていると言い、本オーディションの優勝賞金も、その制作資金に充てる予定だという。
敗者復活戦での歌唱曲は、1998年にリリースされた竹内まりやの名曲「カムフラージュ」。冒頭から2人の持ち味を活かしたアレンジになっており、Aメロ前にアカペラで美しいハーモニーを響かせると、審査員席のホ・ヨンジ(KARA)は驚きの表情に。その後も2人は、情感豊かにソロパートを歌い上げ、サビでは再び安定感抜群のハーモニーで魅了した。
2人の歌声にうっとりと聴き入る審査員も多く、歌唱終了後には「最高!」と声が飛ぶなか、大きな拍手が起こった。作編曲家の船山基紀は「さすが姉妹だからハーモニーすごいきれいですね。聴き惚れました」と絶賛。元HKT48でタレントの村重杏奈も「なんで今まで2人のこと知らなかったんだろうって思うぐらい、すごく心に入ってくる歌声で、もう感動して涙が出そうになっちゃいました」と熱弁していた。