韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』第6話にて、14歳のチャン・スアが表情演技で魅了した。
【映像】かわいすぎる14歳練習生の溌剌パフォーマンス（18分頃～）
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン（約11億円相当）をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。第2章「LEVEL STATION」では、上中下のランクに分けられた39名の練習生が、それぞれのランクごとに2チームに分かれてステージで対決。下のクラスからは多くの脱落者が発生するため、全員が切実な状況だ。
「2倍3倍と一生懸命やって」
DEUX「As I Told You」を披露するボルケーノチームは、脱落を恐れて重い空気が流れていたが、プロデューサーの激励を受け、少しずつ前向きに向き合えるようになっていく。レコーディングの出来によって決められるパート分けで、センターとなるパート4は多くの練習生が希望する中、14歳のチャン・スアが見事勝ち取った。
SNSでもその愛らしさから「可愛すぎる」との声も多い14歳のチャン・スアは、学校でオーディションに受かって事務所に入り、まだわずか1週間。学校にはわずか4か月しか通っていないという。自ら「ひよこ練習生」と言い、「キュート担当のビジュアルセンターになりたい」と意気込んでいた。
パク・イェウォンのリードでハードな練習を重ねていくも「この曲の雰囲気をちゃんと理解してほしい。誰かに頼まれてやっているわけではないでしょ？」とトレーナーから厳しい指摘を受けてしまうボルケーノチーム。さらにスアはレコーディングをうまくこなすことができず、「猫をかぶってる感じで。もっと可愛くやってみて」「これは仕事だよ。アマチュアじゃないからね」と指摘を受け続けてしまう。スアは「他のメンバーより実力も低いし、他の人みたいにボーカルをしっかりできなくて…パートは奪われたくありません」と涙を流した。
本番のステージでスアは、キラキラとした表情の演技で観客を魅了。「「猫をかぶってる感じで」のオーダーも見事クリアし、くるくると変わる表情に観客から「かわいい～」の声が鳴りやまなかった。
しかしボーカルはどこか不安定で、ダンスとの両立も上手くこなせずに、審査員の顔は険しい状態が続く。少しずつ疲れもにじんで来てしまい、グループ全体としてあと一歩のステージとなった。
審査員のユンナは「歌は練習をしたのかなと疑問です。グルーヴに関する理解がなかった。
ダンスがとても激しいのでその部分は考慮しますが、何かを表現するというよりはこなすのに精一杯だった感じがしました。その中でも表情や魅力を見せようとする努力は見えたのですが、残念でした」と厳しい評価。しかし練習から見守ってきたプロデューサーのFRIDAY.（GALACTIKA *）は、「とても良かったと思います。ユニコンの方々の評価のようにもっと余裕があったらよかったと思いますが、下チームではなく挑戦チームと呼んでいましたよね。名前の通り頑張って挑戦してくれたと思います。泣かないで」と努力をたたえた。
