韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』第6話にて、クォン・ウニョンがめざましい成長を見せた。
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。第2章「LEVEL STATION」では、上中下のランクに分けられた39名の練習生が、それぞれのランクごとに2チームに分かれてステージで対決。下のクラスからは多くの脱落者が発生するため、全員が切実な状況だ。
「元々こんなに上手でしたか?隠していたんですか?」
ブルドーザーチームは90年代にヒットしたClon「Nan」を、ガールクラッシュなアレンジで披露。16歳のクォン・ウニョンはボーカルレッスンでなかなか歌いこなせず、水を飲みながら「喉が痛い…」とこぼす。本人が「知らないうちに、緊張するとリップシンクをする癖ができてしまいました」と語るように、声をしっかりと出すことができず、またダンスレッスンでも難易度の高い振付についていけない。さらにはストレッチのレッスンでも姿勢をキープできず、不安でいっぱいだ。それでもメンバーに迷惑をかけないようにと、ウニョンは猛練習を重ねる。
本番のステージでは、リーダーの日本人練習生・ナルミを筆頭に、練習の成果を存分に発揮したブルドーザーチーム。安定したダンスと、堂々としたボーカルで魅了する。ウニョンも心配はどこへやら、ラップパートもキレよく決めてみせ、背中を反る難易度の高いパートもしっかりと成功させた。
キム・セジョンは「ウニョンさん、元々こんなに上手でしたか?隠していたんですか?本当に上達しましたよね」と驚いたように語る。さらに「私の記憶では、申し訳ないのですがウニョンさんを1回も上手と思ったことがなかったです。すごく魅力的だけど、もっと成長したら可能性があるのにと思っていたのですが、今日のステージでは最初から目を奪われました。とても素晴らしいです」と称えた。