韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』第6話にて、フィリピン出身のエリシアが段違いの実力を見せた。
【映像】フィリピン出身の14歳人気子役の完璧ステージ(1時間24分頃~)
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。第2章「LEVEL STATION」では、上中下のランクに分けられた39名の練習生が、それぞれのランクごとに2チームに分かれてステージで対決する。
「こんな子、どこから連れてきたんですか?」
実力者が集った上クラスは、新曲を披露して対決。フィリピンで子役として人気を集めた14歳のエリシアは、フォーエバーチームで「WHATEVA」を披露する。パート割ではメインボーカルであるパート1をめぐって熾烈な争いが繰り広げられ、エリシアはニュアンスも生かした完璧な歌唱を見せて、見守る練習生たちから拍手が起こる。「プロデューサー陣は、こんな子、どこから連れてきたんですか?本当に高音が素晴らしかったです」と絶賛した。
チーム全員が見事な実力を見せたため、プロデューサーによってパート割の見直しが行われ、エリシアは多くのパートを獲得。レコーディングでも「本当にうまいね」と賞賛を浴び続けた。またメインボーカル争いをしたソウォンが、感情表現に悩み、練習でエリシアの雰囲気を真似する場面もあった。
本番のステージが開始すると、軽快なメロディに乗せて、安定した歌声を響かせていくエリシア。高い位置で結ったポニーテールも実に爽やかな印象を残す。ボーカルのみでなく、ラップもキレよくこなし、審査員を驚かせた。後半の高音パートも堂々と歌い上げ、控室の練習生たちからも「エリシア、すごい!」と声が上がった。
審査員のキム・セジョンは「さすが上位クラスなりの理由がありますね」と称え「エリシアがメインボーカルとしてとても上手だったと思います。すごくよくやった」と称えていた。しかし残念ながら、チームとしては敗北してしまった。