「摂氏1000度の世界でも釘が打てる」という“硬すぎるバナナ”がなぜか台湾から注文殺到しているという。
広島県にある精密鋳造メーカー・キャステム社が運営するECサイト『IRON FACTORY（アイアンファクトリー）』の公式アカウントが投稿したこの動画は、同社が手がける“金属製のバナナ”。この“あまりにメタルすぎる”バナナ型のアイテム、同社によると、長さはおよそ20cm、重量は約1.5kg。価格は1本あたり11877円（税込）だというが、そもそもこのアイテム、同社が培った精密部品製造の技術とノウハウを活かす形で、「身近な果物や野菜を忠実にメタル化したら面白いよね」（同社）という発想で本当に作ってしまったとのこと。
具体的にどのような用途に使うかは“謎”で、そのため3年前の発売当初はほとんど売れなかったというが、その後、“凍らさなくてもバナナで釘が打てる”“摂氏1000℃の世界でもバナナで釘が打てる”という意味から、『バナナハンマーDX』という商品名に変えたところ、世界各国で瞬く間に大きな話題に。とりわけ古くからバナナの名産地として知られる台湾では、メディアで紹介されたことを機に売れ行きが絶好調となり、こうした経緯から、なんと現在では一日あたり1000本程度のオーダーがある大ヒット商品になったというから驚くばかりだ。同アカウントは「メタルバナナの注文がまだ止まりません。台湾の皆さん、何に使われるんですか？」と投稿している。
このなんともユニークで謎めいた珍アイテムが話題となり動画を紹介した投稿の表示数は900万件以上を記録。また、ネット上の人々からは「メタルバナナが凄いことになっているw」「バナナでクギを打ちたいんですかね？」「年末のボスに挨拶伺う際の貢ぎ物決まりました。」「何が売れるか世の中分からないこともある」「いやほんと何に使うんですかねこれ 握りこんでパンチの威力をあげるの？」「ホンマこんなん何に使うんだろ。」といった様々な声が寄せられている。（ABEMA『週刊BUZZ動画』）
