元衆議院議員の宮崎謙介氏が「裏金問題」について、派閥による違いを説明した。
【映像】二階派事務所への家宅捜索の様子
現在、政治資金パーティーの収入をめぐる問題で、東京地検特捜部は政治資金規正法違反の疑いで強制捜査に乗り出し、安倍派「清和政策研究会」と二階派「志帥会」の事務所を捜索。
元二階派の宮崎氏は「怪しい動きはあると伺っていたし、ずっと二階派の会計責任者、事務局長にも半年以上前から特捜が聴取に入っていて、それこそ3か月ぐらい前に体調を崩されて辞められたみたいな話がある」と告白。
二階派と安倍派の違いについて「安倍派は議員一人ひとりが認識して『みんなで不記載しようね』という風にやっていた。でも二階派は議員自体には罪がない、議員自体はみんな記載していたし、裏金を作っていたわけではない」として「つまり二階派は派閥のなかの問題。安倍派は全体。一人ひとりまで大小あれど多かれ少なかれやっているでしょ? という話と、二階派は議員じゃなくて派閥の上のほうの人たちが意図的にやっていたんでしょ? というところに調査が入っているということ。若干違う、二階派は軽度」と解説した。
時事Youtuberのたかまつななが「二階派の人はどのくらい知っていたと思う?」と問いかけると、宮崎氏は「幹部だけ」だとして「会長、事務総長クラスは知っていたのではないか」と推察した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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