後藤久美子が『徹子の部屋』に出演。津川雅彦さんを「芸能界のゴッドファーザー」とリスペクトし、公私に渡って可愛がられたエピソードを語った。
12月26日(金)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。後藤久美子がゲスト出演した。
小学生で芸能界デビューした後藤を可愛がっていたのが、俳優の故・津川雅彦さん。津川さんは1988年、当時48歳で『徹子の部屋』に出演した時、後藤のことを「本当に可愛いこと」とベタ褒め。「天才的な感性を持ってるね。芝居でも『これは言っていいセリフ、悪いセリフ』ってのちゃんと知ってる。レベルが僕並みよ」「アイドルとやってるんじゃなくて、真剣な女優さんとして接している」と語っていた。映像を見た後藤は「まあ嬉しいです。初めて見ました」と目を潤ませた。
後藤は「本当に津川さんには可愛がっていただいて。なぜか認めてくださっていた」としみじみ。黒柳が「芸能界のお父さんみたいな?」と聞くと、後藤は「私にとっては芸能界のゴッドファーザーです」と感謝した。
共演も多かった2人。後藤は「津川さんが『僕この子と仕事をしたい。どんな役でもいいから一緒にしたい』とおっしゃってくださって、お父さん役を何回かしていただいて」と津川に目をかけてもらったと告白。仕事だけでなくプライベートでも交流があり、「(津川さんの)娘のまゆちゃんとも仲良しなんです。誕生日もそんなに変わらなくて、家族ぐるみで」と交流を明かした。
津川さんは「仕事は一生懸命やらないといけない。でも遊びはもっと一生懸命やらないといけない」と後藤に教え、ゴルフやダイビングにも連れて行ったそう。それだけに後藤は「本当に亡くなって残念で」「(亡くなる)1週間か10日前かに連絡を取っていたので、なぜ突然という感じでした」と故人を惜しんだ。