僕が見たかった青空(以下、僕青)が12月19日、東京・NEW PIER HALLにて初めてのワンマンライブ「僕が観たかったワンマンライブ vol.0」を開催。公式ライバル・乃木坂46「制服のマネキン」のカバーを披露し、メンバーの柳堀花怜が「いつの日か一緒に日本のアイドル界を盛り上げていくことができるように」と今後の飛躍を誓う一幕があった。
僕青は、乃木坂46の公式ライバルとして結成され、今年8月30日に1stシングル「青空について考える」でデビュー。年末の「第65回 輝く!日本レコード大賞」で新人賞を受賞するなど、注目を集めているアイドルグループだ。2024年1月31日には、2ndシングル「卒業まで」のリリースが決定。同作では初の選抜制度が導入され、選抜メンバーの12名は“青空組”、選抜以外のメンバー11名は“雲組”として活動する。
そんな僕青にワンマンライブの開催が伝えられたのは11月8日。さらにスタッフから「もう一つ大事なお知らせします。そのライブで乃木坂46さんの楽曲をカバーします。カバーする曲は『制服のマネキン』になります」と告げられた。
リハーサル期間はおよそ1カ月。メンバーは「制服のマネキン」をカバーする上で「乃木坂46さんの名を傷つけられない」という思いで必死にリハーサルを行ってきた。
全9曲でファンを魅了 柳堀花怜、MCで乃木坂46をリスペクト
初のワンマンライブの幕が上がると、1曲目は、デビュー曲「青空について考える」。また、選抜落ちした雲組メンバーの新曲「君のための歌」が初披露された。さらに、選抜メンバー青空組による2ndシングル表題曲「卒業まで」も、ファンの前で初パフォーマンスとなった。
MCではセンターの八木仁愛が「私たちが追う背中や目標はすごく大きくて高いですが、それでも、挑戦し続ける心を忘れずに頑張る姿っていうのは、私はかっこいいんじゃないかなって、みんなと一緒にいて活動していて思うので、そういった姿を忘れずにこれからも活動していけたらいいなと思っています」と決意を伝える場面も。迎えたアンコールでは「制服のマネキン」が披露された。
パフォーマンスが終わり、会場が熱気に包まれる中で、柳堀花怜は「今回、乃木坂46さんの『制服のマネキン』をカバーさせていただき、改めて私たちが追う背中の大きさを実感しました」と口に。それから「今はまだその大きな大きな背中を追うことで精いっぱいですが、いつの日か一緒に日本のアイドル界を盛り上げていくことができるように頑張ります」と力強くファンに宣言すると、客席からは歓声と拍手が起こった。
およそ1時間半のライブで全9曲を歌唱した僕青。会場では初の全国握手会開催も発表された。公式ライバルの背中はまだまだ遠く、果てしなく大きい。しかし、初めてのワンマンライブを通して、グループの結束はより強まった。ファンにとって“一番輝く太陽”になるべく、来年も僕青はメンバー一丸となって歩み続ける。
■僕が見たかった青空「僕が観たかったワンマンライブ vol.0」セットリスト
M01. 青空について考える
M02. 制服のパラシュート
M03. 思い出尻切れとんぼ
M04. 好きになりなさい
M05. 君のための歌
M06. 卒業まで
M07. 飛ばなかった紙飛行機
EN1. 制服のマネキン
EN2. 青空について考える
(『ABEMA NEWS』より)
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