タモリが『徹子の部屋』に出演し、黒柳徹子が『笑っていいとも!』出演時に放送終了時間までしゃべり倒したエピソードに言及。ほかのコーナーが全部なくなったと笑い、黒柳が「お邪魔して失礼しました」と照れた。
12月28日(木)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。タモリがゲスト出演した。今年、第60回ギャラクシー賞贈賞式でユーモアあふれるスピーチをしたタモリ。芸能生活で最も記憶に残ることを聞かれると、まずは作家の故・有吉佐和子さんが『笑っていいとも!』に出演した際、放送終了時間まで喋り続けたエピソードに言及。「全部のコーナーををぶち壊して、1人でしゃべって帰っていった」と思い出を披露した後、「その後黒柳さんが同じことをなさいまして、この2つが印象に残ってます。ひどい方たちです」と2人への愛情を込めスピーチした。
このVTRを見た黒柳は「私、ひどい人?(笑)」とタモリの真意を確認。タモリは「帰らなかったじゃないですか(笑)」と笑った。
実は黒柳の番組ジャックには理由が。黒柳は「プロデューサーの方が『もっとやってください』って私のところに何回もいらした」「自分の意思じゃないんですよ」と演出を主張。タモリは「途中から『ずっと居てくれ』って思いましたよ」と内心面白がっていたという。
黒柳は「お邪魔して失礼しました」「『タモリさんの番組ジャック』なんて新聞に書かれた」とニヤリ。タモリが「全部のコーナーなくなりました」と言うと、「私の後に(コーナーを)やる方、やることなくなっちゃったって言いましたね」と照れ、タモリは「全然やることなく、ALTAに来てそのまま帰りました。出番なく」と黒柳をチクチクからかった。黒柳は「悪い…(笑)」と伝説のエピソードを思い出し苦笑いだった。