韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』第7話にてナナが総合1位に輝き、最上級のRレベルに全練習生の中で1人だけ昇格した。
【映像】全練習生が憧れる美しすぎる日本人練習生・全身姿も(1時間11分頃~)
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者がミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループのメンバーとなる。
脱落者が発生する1次昇級式がスタート。練習生たちはそれぞれ上からP、R、I、S、Mの5ランクに割り振られ、Pレベルに到達すると見事デビューすることができる。グローバル投票では、約100の国と地域から518万464票が寄せられた。その点数にユニコンチケッティング(審査員の点数)を加算し、それぞれのレベルが決定。残留している30人のうち、9人はすでにSレベルに昇格。今回Mレベルに残った練習生は全員が脱落するという。
審査員も「センターにぴったり」と太鼓判
グローバル投票、審査員の投票のほか、練習生同士の投票により昇級が決まる「キャンディチケッティング」が行われることが発表された。最多投票者は1段階レベルをアップさせることができるという。事前にそのことを知らされておらず、気軽に投票を行っていた練習生たちは「あの投票がデビューに直結するなんて!」とざわつく。
日本でアイドルグループ・PRIKILに所属する16歳のナナは、多くの練習生たちからビジュアル部門1位に選ばれる。「最も目を引く、本当にきれいな参加者」「実際はこんなに顔が小さいんです」と、練習生たちはそれぞれ彼女の魅力を口にする。審査員のキム・セジョンも「本当にきれいだよね、ナナは。センターにぴったり!」と語っていた。
一方で金髪ボブがトレードマークの日本人練習生コトコも、ビジュアル部門で多くの票を集める。そして歌やダンスの実力もどんどん高まっているとして、その成長スピードの速さでも評価を得た。また「天性のアイドル」部門では、12歳のトロット歌手・イム・ソウォンが多くの票を集める。「ステージ上の表情や実力面でも天性のアイドル」「幼いけれど本当に才能にあふれている」と、賛辞が絶えない。
「キャンディチケッティング」で昇級できるのは1人のみ。最終候補として、ナナとコトコの名前が呼ばれた。そして1票とわずかな差で、ナナがIレベルに昇級することに。ナナは「ありがとうございます。1位を取れるなんて思っていなかったのでとても驚きました。皆さん本当に愛してます、ありがとうございます」と笑顔でコメントした。
またナナはさらに、全体の総合順位1位でもあることが発表され、1人だけRレベルに昇格。練習生たちは拍手で祝い、「このままデビューしちゃうんじゃないの?」との声もささやかれた。ナナは感無量の様子で「投票数はそんなに多くないと思っていたのですが、多くの人が投票してくださってとても嬉しいです。まだ足りない部分が多いですが、たくさん努力して、これからもっとかっこいい姿をお見せしますので応援してください。ありがとうございます」と、思いを込めて韓国語で語った。