【写真・画像】「中古VS新築」「一戸建てVSマンション」結局どっちが得?それぞれのメリットとデメリットを専門家が解説「マンション自体が高くなりすぎている。一戸建ての物件は昔と比べるとものすごく割安感がある」 1枚目
【映像】住宅ローンの金利推移

 住宅を購入する際の中古と新築、一戸建てとマンションのそれぞれのメリット、デメリットを解説した。
 
【映像】住宅ローンの金利推移
 
 次世代型不動産会社TERASS・江口亮介社長は「2024年は都内のマンションは買いなのか」という問いに“ガッポリ“寄りの考え方として「都市部の中古マンションを変動金利で早く買うべし」と提案しつつも「ガッポリいくのも安定もどちらも正解。人によって違う」と、自身のライフスタイルに合わせた選択が必要だと説明。「安定でいくなら戸建て固定金利」と続けて、中古の戸建てについては「マンションに比べて、トラブルが多い。中古の戸建ては検査してから買った方がよい」と指摘すると「戸建てを買うのであれば新築を選ぶべき」と持論を述べた。
 
 一方、経済評論家・佐藤治彦氏は「新築は高すぎる」と、マンションを買うのであれば中古物件だとして「(中古なら)管理体制が実際にちゃんとしていたかがわかる」といったメリットもあると説明。不動産トラブルでよくある「問題のある建築物件」の観点でも安心だとした。
 
 また、佐藤氏は「どちらかというとマンションよりも都内だったら一戸建てのほうがおすすめ」と続けて「マンション自体がすごく高くなりすぎている。一戸建ての物件は昔と比べるとものすごく割安に思える。土地だから資産価値という点でも下がりにくいと思う」と、次に売りに出すとしても資産価値がある程度担保されるという見解を示した。
 
 FP2級に合格したサバンナ・八木真澄は「マンションより新築戸建て。固定金利」と提案し、理由についてはマンションの値段が高騰していることを指摘。さらに「東京都ではマンションよりも戸建てのほうが割安だと思う」と続けると「固定金利はインフレに強く、不動産を固定金利で持ち続けるのは得。貨幣価値が変わるので、インフレが2倍起こったら返す額は半分でいいというのがいい」と、インフレ対策としても有効だと語った。
 
(『お金大好き!田中萌アナウンサーの新春ガッポリばなし』より)

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