審査員を務めた土屋アンナも「あなたに勝てる人はいません」と感服するほど、ファッションバトルのステージで、圧倒的な存在感を見せつけた“10頭身モデル”香川沙耶。そんな香川と対戦した新人モデル・山川愛理(撮影時17歳)が最後に流したのは、まさかの嬉し涙だった。
ABEMAとテレビ朝日が共同制作するバラエティー枠『ネオバズ!~BUZZる!ネオバラ~』の特別番組『ファッションモンスター』が、1月6日にテレビ朝日系にて放送、ABEMAにて配信された。
本番組では、オーディションで選ばれた3人のチャレンジャーが、今をときめく人気モデルの“ファッションモンスター”と、コーディネート&ディスカッションバトルで対決。勝利したチャレンジャーは、2024年3月2日(土)に国立代々木競技場 第一体育館で開催される「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」への出演権を得られる。
『Oggi』をはじめさまざまなファッション誌で専属モデルを務め、2017年には「ベストボディ・インターナショナル」でグランプリも獲得。経験、実力ともに十分のファッションモンスター・香川に、チャレンジャーとして勝負を挑むことになった山川は、3ヶ月前にモデルデビューしたばかりの現役高校生。そんな2人が、控えめでありながらも、高級感のあるアイテムを取り入れる「クワイエットラグジュアリー」をテーマに、ファッションバトルを繰り広げた。
山川は170センチの長身と完成された美貌を誇り、バトルで披露した大人っぽいファッションとメイクもよく似合っていたが、やはり香川の貫禄は圧倒的だった。その後行われたディスカッションでは、香川の厳しい指摘に山川が反論できず、泣き出してしまう場面も見られた。
「ここを比較するのは本当につらい」という言葉が飛び出すほど、審査員にとっても難しいジャッジとなった、今回の対決。最終的には、審査員3人中2人から票を集め、チャレンジャー・山川に軍配が上がった。山川を選んだ、ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓氏は「圧倒的に実力で言えば、モンスターが上」と香川の実力を評価しながらも「逆にチャレンジャーはここまでやってくると思わなかった。17歳で着こなすポテンシャルを持っている。これからを見たい」と山川のさらなる飛躍に期待した。
同じく山川に票を入れた土屋も「モンスター、あなたに勝てる人はいません」と香川を絶賛。そのうえで「この誰にも勝てない人にあたってしまったんです。だから、モンスターではなく、このモンスターがいるからこそ、あなた(山川)を選びたい。TGCからファーストステップを上がって、めっちゃきれいな花に咲いてくださいという思いで、あなたに賭けます」と山川を選んだ理由を明かした。勝利が確定し、TGCへの出演権を獲得した瞬間、山川は感極まって涙。隣に立つ香川も、笑顔で祝福の拍手を送っていた。