韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』第8話にて、日本人練習生のコトコがはつらつとしたパフォーマンスを見せ、ユニット内ただ1人の昇級者に選ばれた。
【映像】日本人練習生がステージで見せた“最高の1秒”(34分頃~)
『UNIVERSE TICKET』は、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組。世界中から集まった82人の参加者がミッションに挑戦している。練習生たちはそれぞれ上からP、R、I、S、Mの5ランクに割り振られ、Pレベルに到達し最終メンバーとして残った8人が、デビューグループのメンバーとなる。
発音を何度も指摘されるも…最高の「ハッ」を繰り出す
1次昇級式を終えて24名が生存し、「UNIT STATION」がスタート。ポジションユニットのステージで、ビジュアルユニットはORANGE CARAMELの「Catallena」を披露する。日本人練習生の16歳・コトコは、愛らしいキャラクターで練習生から人気を集めている存在。課題曲が発表されると「すごく好きな曲調なので、自信を持ってできる気がします」と自信を覗かせる。
これに対して、現在全体1位の日本人練習生ナナは「コトコにすごく似合う曲だと思うし、ライバルになると思いました。恥ずかしさを捨てて一生懸命頑張れば、結果はついてくると思います」と意気込む。
コトコはパートが多いが希望するパートは担当できず、複雑な思いを抱えていた。インパクトのある「ハッ!」と叫ぶパートを獲得するため練習を重ね、レコーディングの日を迎える。はつらつと表現してプロデューサーからは「コトコが一番この曲に合ってるね」「コトコが歌うと一番楽しい」と高評価を得るも、細かい韓国語の発音を何度も指摘され、自信を失ってしまう。
そして中間評価では、参加者同士によって投票が行われることに。無事に「ハッ」のパートを獲得したコトコは、声を荒げて迫力たっぷりに叫んでみせ、客席の練習生たちを「コトコ、最高だね!」と沸き立たせる。そしてコトコはナナの8票を上回る9票という、チーム内で一番多い票数を獲得した。
本番のステージに、カラフルで華やかな衣装で現れた8人。頭に大きなポンポンのゴムを付けたコトコは、ペールピンクのミニワンピースをまとい、練習生たちの間で「バービー人形の実写版みたいだね」とささやかれる。
ステージでコトコはキュートに跳ね回り、あまりのかわいらしさに頬を緩ませる審査員たち。サビの終盤では、コトコが元気よくジャンプして見る者を魅了。キリングパートの「ハッ!」も気合いたっぷりに叫び、強烈な印象を残す。コトコは表情をくるくると変化させ、天性のアイドル力を見せつけた。
パフォーマンスが終わると、「コトコは見る人を虜にしちゃうんだよね。圧巻だった」とつぶやく審査員たち。ユンナは「コトコの歌詞、インパクトがありましたね。『骨をうずめたい』という歌詞ですが、まさにコトコさんのために骨をうずめたいという気持ちが沸きました」と絶賛し、さらに「コトコさんは自分がどれほど魅力的かわかりますか?生まれつき?」と尋ねると、コトコは頷いて、笑わせた。
さらにプロデューサーも「魔性の女、コトコさん。私もその魅力にハマってしまいました。コトコさんの顔を見るだけで笑顔が溢れます」と称え、「今日の『Catallena』で最高の1秒を選ぶなら、コトコがジャンプする場面だと思います。とても高くジャンプしていて記憶に残っています」と振り返った。
昇級者を決める会議で、あれこれと意見を交わす審査員たち。ユンナは「いろいろ考えましたが、いくら頑張ってもコトコの魅力にはかなわないと思います。彼女は生まれながらのアイドルじゃないですか」と話し、他の審査員も「確かに」「もう太刀打ちできない」と同意する。結果、コトコは見事、昇級者として名前を呼ばれ、Iレベルに昇級。ヒョヨン(少女時代)は、「コトコの成長ぶりは感心するよね」とつぶやいた。
この記事の画像一覧「UNIVERSE TICKET JAPAN OFFICIAL SITE」公式HP:https://www.unv-jp.com







